葛西臨海水族園と言ったら、もちろんマグロ!と言う方が多いようです。なぜかというと、マグロを群泳させているのは、日本でも世界中でもこの水族園しかないそうですよ!マグロが普段、どんな風に海を泳いでいるのか気になりませんか?これは見に行くしかないですね~★
実は以前、葛西臨海水族園はマグロのあるニュースでも話題になりました。ご存知の方もいるかもしれませんね。あれからマグロの水槽はどうなったのでしょうか?後ほど紹介させていただきますが、その前に、マグロってどんな魚なのかご存知ですか?私は知らなかったので調べてみました☆
マグロってどんな生き物?
みなさん、マグロは何種類いると思いますか?実は、一口にマグロと言っても5種類もいるんです。これらは、生息地、身長、体重などが違うだけでなく、味にもだいぶ差があるそうですね。
クロマグロ、ミナミマグロ、メバチマグロ、キハダマグロ、ビンナガマグロです。マグロってこんなにいたんですね~知りませんでした。
「ミナミマグロ」と「クロマグロ」は、体形など若干の違いがありますが見ただけで見分けることは難しいとのことです。ただし、クロマグロのほうが大きくなり、最大3メートルくらいになるそうなので、成長したら見分けられるようになるかもしれないですね!
葛西臨海水族園では、クロマグロが展示されています。マグロには他にも不思議な事があったので、紹介したいと思います♪
マグロはなぜ泳ぎ続けるのか?
魚は、口から水を取り込み、鰓蓋(えらぶた:目の後側にある切り込み)から水を排出して呼吸を行っています。エラをパクパクさせることで、呼吸しているんですね☆
マグロは他の魚と違って、エラをパクパクさせません。というかエラには筋肉が無くて、エラが動かないそうです。
では、どうやって呼吸(海水中の酸素をエラから吸収)しているのか?と思いますよね。口を開けて、絶えず泳いで前進することによって、エラに海水を通して呼吸するそうです。
つまり、泳がない→前進しない→エラに海水が通らない→呼吸ができない→生きていけない=死んでしまうのです。そのため睡眠中も泳いでおり、速度は落ちるものの同時に代謝を下げてバランスをとっています。
マグロは生まれてから死ぬまで、一生泳ぎ続けなければならない宿命を背負っているのです。大変ですね~。とても真似できません(汗)
マグロの成長は人とは違う?
マグロは、年を追うごとに成長し続けるのです。人間は、体重が増えることはあっても、身長が伸び続けることはないですよね(笑)マグロは、毎年毎年確実に身長・体重が成長し続けるそうです!
築地で、マグロを見たことありますか?テレビでよくやってたりしますよね。ずらっとマグロが並んでいる姿!築地に並ぶマグロは、体重300キロ級の年齢20歳位なんだそうです。
2015年4月に那智勝浦で身長267センチ、体重411キロのマグロが揚がったそうですが、その年齢は30歳くらいだということですよ。
マグロ研究者の研究論文によると、マグロの泳ぐスピードは身長に比例するとあるそうです。マグロは大きな尾を左右に振って泳ぎますが、その泳ぎのスピードは左右に振る尾までの距離の長さ=身長に比例するというのです。
年を追うごとに身長・体重が増えるので、年を追うごとに泳ぐスピードもアップするということになりますね。
マグロの体温調節方法は人間と同じだった!?
マグロやカジキは、周囲の海水温度に左右されず、自らの体温を一定に保持するメカニズムを持っているそうです。奇網(きもう)という組織で、動脈と静脈とは別にもう一つの流れを体内に持っていて、筋肉の運動によって暖められた血液を体中にめぐらせることで、体温を一定に保ちます。
マグロ大量死の事故、復活までの経過とは?
大量死の原因ははっきりとしていないようですが、様々な要因が重なって起こってしまったようです。葛西臨海水族園は、それでも、マグロの群遊を復活させるべく取り組んできました。
なんといっても、ここでしか見ることができなかったマグロですから、水族館としても復活させたかったんでしょうね。
マグロの群泳復活に向けて、水族園ではまず2015年3月にアカシュモクザメ、4月にタカサゴ、5月にハガツオ21匹とスマ29匹と、段階的に種類の近い魚を入れて水槽内の環境を確認しました。
そして2015年6月21日、ついに全長80~90センチ、体重10~13キロのクロマグロ約80匹を水槽に投入しました。
新しいクロマグロを投入してしばらくは、マグロが水槽に激突しないように水槽に格子状に黄色いテープを貼っていたそうです。マグロ達の様子を見ながら徐々にテープを剥がしていき、2015年8月27日に全てのテープが撤去され、大水槽を泳ぐクロマグロの回遊見渡せるようになりました。
シュモクザメの視覚は30度から50度とも言われているんです♪地球が出している磁器を感知して旅のコースを確認しているとか!視覚が広いのもシュモクザメが水槽の底に落ちた餌をきれいに食べてくれるお掃除役として活躍している理由の1つなのかもしれないですね★
葛西水族園にはマグロの他にも、ペンギンの脱走といったニュースもありました。詳しくは葛西臨海水族園の脱走してしまったペンギンについてをご覧ください♪
現在のマグロ達!意外な〇〇の正体は?
そして、ドーナツ型をした大きな水槽を泳ぎまわるクロマグロの迫力のある姿を見る事ができるようになりました。
新たに水槽にやってきたクロマグロは、高知県で畜養(若魚や成魚を生け簀などで育てること)されていた1歳魚で、全長80~90センチ、体重10~13キロの個体です。葛西臨海水族園では、以前からクロマグロの繁殖にも力を入れているんですよ★
タイトルの〇〇の答えは、神経質でした!体が大きいので、まさか神経質だったとは意外でしたね。
クロマグロの群れを展示している水槽は円筒形の大きなアクリルガラスを使っています。ドーナツ型のマグロの水槽がある場所は『アクアシアター』と呼ばれていて、イスがあるので休憩にもおすすめです。
海中でクロマグロの群れに遭遇したかのような臨場感でマグロたちを観察することができるというので、ぜひ見てみたいですね♪
葛西臨海水族園にはマグロのぬいぐるみがある!
葛西臨海水族園の本館2階に、ギフトショップアクアマリンがあります。天井からマグロやシュモクザメのペーパークラフトがぶら下がっていて、まるでおよいでいるみたいですね。
葛西臨海水族園といえば、マグロ!なんと、マグロのぬいぐるみもあるんです♪一家に一匹ほしい!大きいものなら、抱きまくらやクッション代わりにもなりますね。この大きさたまらない~。抱いて寝てみたいです。プレゼントなどにも良さそうですね。
大きいのはちょっと…という人には、小さいサイズもありますよ。こちらもかわいいです!1階にもお土産屋さんがありますのでお土産屋さんの詳しい情報と、その他のお土産についてを参考に気にいったぬいぐるみを持ち帰ってくださいね~(笑)
まとめ
- 葛西臨海水族園にいるマグロという生き物についてについて
- 大量死からの復活!マグロは意外と神経質だった
- 葛西臨海水族園にはマグロのぬいぐるみがある
マグロの詳しい生態についてはよく分からないところが多いようです。日本人には身近な魚なのですが、とても神秘的な魚だったんだと調べて思いました。そんなマグロが泳いでいる姿は、葛西臨海水族園でしか見ることができません!ぜひ、子供にも見せてあげてくださいね♪