ハウステンボスへ行く手段の一つとしてハウステンボス号という列車があるのはご存知ですか??九州の玄関口である博多からハウステンボスまでを結ぶ特急列車なんです。
そんなハウステンボス号には先頭車両にあるグリーン車から指定席、自由席と新幹線と同じように目的に合った座席を選ぶことが出来るんです。今回はそんなハウステンボス号の自由席について紹介していきたいと思います。
その他にも気になる混雑状況から料金、時刻表と事前に知っているとお得な情報についてもご紹介していきたいと思います。知っているだけできっと旅の移動がスムーズにいくこと間違いありませんよ~。
ハウステンボス号の気になる自由席!!
引用先:JR九州公式HP
綺麗なオレンジ色のボディーはハウステンボスが25周年を迎えた2017年にリニューアルをした姿なんです。ハウステンボスのシンボルマークも追加されていて、そのコンセプトは「そこはもうハウステンボス」。
乗る前から気分を盛り上げてくれる素敵な列車ではないでしょうか。子供はもちろん鉄道ファンの間でも人気になること間違いありませんよね~。
- 運行区間:博多~ハウステンボス
- 所要時間:約1時間50分
せっかくの旅行も時間に縛られていたら楽しくないなって思うこともありますよね。そんな時にお勧めなのが自由席だと思うんです。
せっかく九州に来たからちょっと寄り道してみたり、自分の好きな時間に電車に乗ることが出来るのがお得ですよね。
ただ、人気のテーマパークなので混雑していて自由席だと座れないんじゃないかと少し心配に思うこともあるかと思います。2時間も立ったまま移動するのは遊びに行く前にかなり疲れてしまいそうですよね。
そんな不安は事前にハウステンボス号について調べて解消しちゃいましょう~。この記事を読んでもらうことで、少しでも不安がなくなれば嬉しいですね。
自由席の何両あるの?
ハウステンボス号は4両編成と少し短い特急列車になっているんです。ただ、車両の中央部に出入口が設置されていて、1車両が真ん中で2つの部屋に分かれていることで、少ない車両であってもお客様のニーズに合った構成ができるようになっているですよ~。
そんな短い車両の中で自由席がどのくらいあるかは気になるところですよね。
引用先:JR九州公式HP
ハウステンボス号は1号車から3号車の半室(1両の半分)までがグリーン車、指定席となっており、3号車の半室と4号車が自由席となるんです。席は2列配置となっていて真ん中で狭い思いをすることはなさそうですね。指定席だけではなく、しっかりと自由席の数も確保されているところはとってもありがたく感じてしまいます。
さて、そんなハウステンボス号なんですが実は途中まで特急「みどり」と連結して運転しているんです。その為、1~4号車までがハウステンボス号、5~8号車が特急みどりとなるんです。
特急みどりは博多~佐世保駅までを結ぶ特急列車の為、途中の早岐(はいき)駅で切り離しされるので注意が必要ですね。
自由席の室内はどんな感じ?
ハウステンボス号自由席車内。
息子くんとちょっと遠出してます(*´꒳`*) pic.twitter.com/dipc6CGZvu— ぽてこ (@poteko1011) May 27, 2018
まずは何といっても色鮮やかなシートやカーテンが特徴的なハウステンボス号です。車体のカラーだけではなく室内までもが色鮮やかでお洒落なデザインとなっていて見るだけでテンションが上がっちゃいそうですよね。
そして、天井や壁には天然の木が使用されているので、他の列車などと比べても温もりを感じられる造りになっています。
細かなところまで作り込まれたハウステンボス号ならテーマパークに着くまでの移動中から旅を盛り上げること間違いありませんね~。
乗る前に知っておきたい事!!
さて、ハウステンボス号は博多を出発してから約1時間50分の旅になるんですが、そんな旅の楽しみの一つが車内販売ではないでしょうか。売り子さんが「美味しいお弁当やアイスはいかがですか~」と言いながら、車内を回ってくるのを待っているのも楽しみですよね。
家族やお友達とおしゃべりしながら食べるご飯やお菓子はとっても楽しいはずです。しかし、残念ながらハウステンボス号には社内販売がないんですよ。
「えっー!!」って声がたくさん聞こえてきた気がしますが、少し残念ですよね。車内でお弁当やお菓子を食べたい人は、博多駅についたら乗る前に買い物を済ませて乗車してくださいね。
そして、も一つハウステンボス号は全車両完全禁煙となっているんです。連結部分にも喫煙ブースは設けられてないので、煙草を吸う方は我慢してくださいね。
ハウステンボス号の料金は?
家族で旅行すると移動費だけでも大きな出費になりますよね。ちょっとでも安く済ませたいと思うお父さんお母さんも多いはずです。そこで、ハウステンボス号の料金について見ていきましょう~。
- 自由席料金:3,420円(1,700円)
- 指定席料金:3,950円(1,970円)
- グリーン車:5,020円(3,300円)
*()内は子供料金です。
自由席と指定席だと片道で530円も違うんですよね。往復だと1,060円の差になっちゃいます。1,000円くらいって思うかもしれませんが、4人家族だと4,000円もかかっちゃうんです。
そう考えると、出来るだけ安く抑える為には自由席での移動が便利かもしれませんね~。
自由席でもお得になる方法!!
ハウステンボス号には早割や学割、ネット予約での割引など様々な割引きっぷがあるんですが、実は自由席でもお得に乗れる割引切符があるんですよね~。
それはJR九州が発行している「2枚きっぷ」というチケットなんです。
- 発着駅:福岡市内~ハウステンボス
- 料金 :5,140円(2,570円)
- 有効期限:1ヶ月
*()内は子供料金です。
このきっぷは2枚つづりの回数券なんです。なので、往復きっぷとして使っても良し、片道を二人で分けてもいいんです。通常の自由席往復料金よりもなんと、なんと!!1,700円もお得に乗れちゃうんですよ。
きっぷは指定席用ですが、座席指定をしなければ自由席でも乗れちゃうので、普通に買うよりも絶対おすすめできますね。そして、この切符はJR九州の駅の窓口で簡単に購入することが出来るんです。当日に窓口に行くだけで購入できるので便利ですよ~。
ハウステンボス号の時刻表!!
指定席を購入した場合、自分の乗る電車の時間さえ分かっていれば安心できますが、自由席で移動しようと思うと何時の列車があるかはしっかりと把握しておく必要がありますよね。
しかも、自由席だと座れるかもわからない為、ある程度余裕を持った行動をしていきましょう~。
- 【博多~ハウステンボス】
列車名 | 始発駅 | 出発時刻 | 終着駅 | 到着時刻 |
ハウステンボス3号 | 博多 | 8:35 | ハウステンボス | 10:22 |
ハウステンボス5号 | 博多 | 9:31 | ハウステンボス | 11:23 |
ハウステンボス7号 | 博多 | 10:32 | ハウステンボス | 12:31 |
ハウステンボス9号 | 博多 | 11:31 | ハウステンボス | 13:23 |
ハウステンボス11号 | 博多 | 12:31 | ハウステンボス | 14:22 |
ハウステンボス13号 | 博多 | 13:31 | ハウステンボス | 15:24 |
ハウステンボス15号 | 博多 | 14:31 | ハウステンボス | 16:25 |
ハウステンボス17号 | 博多 | 15:31 | ハウステンボス | 17:21 |
朝の8時から約1時間毎に運行されているようです。少し朝早く準備をしてハウステンボス号の中で朝食をとりながら移動するのも良さそうですね。
- 【ハウステンボス~博多駅】
列車名 | 始発駅 | 出発時刻 | 終着駅 | 到着時刻 |
ハウステンボス12号 | ハウステンボス | 10:43 | 博多 | 12:34 |
ハウステンボス14号 | ハウステンボス | 11:45 | 博多 | 13:34 |
ハウステンボス16号 | ハウステンボス | 12:46 | 博多 | 14:34 |
ハウステンボス18号 | ハウステンボス | 13:46 | 博多 | 15:34 |
ハウステンボス20号 | ハウステンボス | 14:41 | 博多 | 16:36 |
ハウステンボス22号 | ハウステンボス | 15:46 | 博多 | 17:34 |
ハウステンボス24号 | ハウステンボス | 16:45 | 博多 | 18:35 |
ハウステンボス26号 | ハウステンボス | 17:46 | 博多 | 19:34 |
ハウステンボス号の最終列車は26号の17時46分発となります。18時前に帰っちゃうなんて「きれいなイルミネーションが見れなくて嫌だ」「もっといっぱい遊んで帰りたい!!」って方もいるかと思います。
そんなときは、ハウステンボス駅の一つ前にある早岐(はいき)駅から「特急みどり」が運行しているので、そちらを使って頂くのも良いかもしれませんね。
特急みどりも約1時間に1本の間隔で運行されていて、最終列車は早岐駅を21時1分出発となります。なので、ギリギリまで遊んでも博多駅に帰れちゃいますね。
自由席の気になる混雑状況!!
4両編成と車両が少ないので、夏休みやGWなどの連休は子連れの家族等が多くて、指定席もすぐに満席になってしまうことが多いようですね。平日であれば、そこまで混雑していないようですが、やっぱり休みの日は大変なようです。
「途中で自由席なら空いたら座れるんじゃないの~」って思っている人いませんか??でも、よーく考えてみて下さい。ハウステンボス号に乗るってことは、ほとんどの人がハウステンボスに向かう人ばかりなんです。
なので、途中で席が空く事はほとんどなくて、最初に座れるかが重要になってきちゃいますよ。
それでは実際に乗った人の口コミも少しご紹介していきましょう~。
- 土曜日の朝に利用するときは注意しないと座れない可能性があります。
- GWの期間中は通り道の有田市で「有田陶器市」が開催されてるので、余計に混みます。
- 一人席しか空いていなくて、みんなバラバラに座る場合もあります。
- 平日だったので全然混雑していなくて自由席も余裕でした。
やっぱりGW等の連休や特に夏休みは子供づれの家族が多くて、混雑してしまうことが多いようですね。ハウステンボスはとっても広くて、沢山のイベントやアトラクションがあるので朝早く向かっていっぱい遊びたいって考えの人が多いのもわかりますよね~。
また、家族や友達との旅行だと、バラバラに座るのは少し寂しくないですか。せっかくなら固まって座っておしゃべりしながら移動中を楽しみたいものですね。
連休が混んでいる分、平日は以外と空いていて穴場かもしれませんね~。
座ってゆっくり行きたい人は??
約2時間もの長旅なんで、立ったままの移動はかなり体力を使うことになると思います。なので、座ってゆっくりと移動したいはずですよね。だったら、指定席と思っても満席になっているときは自由席で移動するしかないんです。
そんな時は、ちょっと待つかもしれんが1時間に1本のペースで運行されているので、次の列車を待った方が座れる可能性が高いかもしれませんね。
- 自由席は人気の時期だと、争奪戦になることがあります。
- 自由席を利用する人は、なるべく早めにホームで待っておくことをおすすめします。
待っているだけだと退屈で嫌だなぁ~って思う人もいるかもしれませんが、家族やお友達と行く前にワクワクとした気持ちや遊び終わって楽しかった思い出などの話を待っているときにするのもきっといい思い出になるはずです。
そんな楽しい会話をしていれば、あっという間に時間が経つに違いありませんよ~。
まとめ
- ハウステンボス号は博多とハウステンボスを結ぶ特急列車
- 車体も室内も色鮮やかで行く前から気分を盛り上げてくれます
- 全車両完全禁煙車となっていて、車内販売もありません
- 割引切符は「2枚きっぷ」がおススメ!
- ハウステンボス号は1時間に1本の運行スケジュール
- 土日祝日は混んでいる為、早めに並べば座れるかも!
ハウステンボスには車やバスなどの色々な交通手段がありますが、ハウステンボス号は行く前から気分を盛り上げてくれる素敵な特急列車なんです。
ハウステンボス号に乗ってのんびりと景色を眺めたり、おしゃべりしながらの道中もきっと思い出の一つになるのではないでしょうか。