みなさん、アクアマリンふくしまには行ったことがありますか?
アクアマリンふくしまは福島県いわき市にあります。『アクアマリン』という名前からもわかるように、この施設は水族館となっています♪
ただこの水族館、ほかの水族館とは違ってカワウソやクリオネ、クラゲ、アジ、サンマなどのお魚たちはたーっくさん展示されているものの、イルカショーやペンギンショーなどの派手なショーが一切ないんです!
皆さんが知ってる水族館とは違う部分に特化した水族館なんですね~☆
ただ水槽に入れて展示するだけでなく、自然に近い環境で生き生きとしているのが見所なんです♪どちらかというと、子供たちの食育やお魚さんたちへの知識を深める、博物館のような場所になっています!
また、他の水族館と比べると体験型のコーナーが多く、子供たちも、大人だって1日中楽しめちゃう!そんなアクアマリンふくしまの魅力を紹介していきます☆
コの字型の水槽でカワウソの寝床まで観察しよう☆
日本全国の水族館をみても、ここ最近で人気急上昇中のカワウソを展示している水族館は多いはず。ですが、その中でもオススメしたいのはアクアマリンふくしまのカワウソちゃんたちです♪
カワウソが水中をスイスイと泳ぎ回っている姿は最高に可愛いですよね☆アクアマリンふくしまではカワウソの赤ちゃんが生まれたりもしているようなので、時期によっては親子で仲良く泳いでる姿が見れちゃうかもしれないですよ~♪
カワウソちゃんがいるこの施設は2015年7月に本館と離れた別館として建てられたんです!本館とは離れているので、見逃しには注意が必要ですね★
別館の建物も雨風がしのげる構造にはなっているようですが、時期によって長時間滞在する場合は少しひんやりするかと思いますので、暖かい格好をしていった方が良さそう☆
そして、私がカワウソをオススメとした理由なんですが…なんと!アクアマリンふくしまではカワウソの寝床まで見れちゃうんです☆
水族館に行っても隠れて出てきてない…水槽には何もいない…水槽をのぞいてもどこにいるのか全く分からない…そんな経験、したことありませんか?
私はたくさんあります(笑)
生きているので本能的に隠れてしまう生物がいる上に、睡眠中などはあまり出てこない…なんてのは分かっていますが、せっかく遊びにいった水族館で水槽に何もいないと正直ガッカリしちゃいますよね~。
しかし、寝床までのぞけるカワウソの水槽では、泳いでいても、走っていても、睡眠中でも!確実にカワウソを見ることができちゃいます☆
水槽の中にいるカワウソは1匹ではないので、観察しているうちにそれぞれの個性も見えてきちゃいそうですね。
しかも、広い水槽の中で、より自然に近い形で飼育されているカワウソたちなので、動きも非常に生き生きしているんです♪
自分たちで作った巣穴で寝ている様子は愛くるしさMAX!他の水族館ではまず滅多に見ることもできないでしょうし、巣の構造もこと細かく観察しちゃいましょう☆
もっともっと自然に近く☆水槽内の小魚たち
ここアクアマリンふくしまのカワウソちゃんの大きな水槽、よーく観察していると何やら動き回る小さなものが…?
実は、水の中の水草や岩陰などには、小さな魚達がたーっくさん隠れているんです!カワウソたちが起きている時間帯は、魚さんたちも食べられたくないがためにあまり姿を現しません。
しかし、カワウソたちが寝静まると驚くほどたくさんの小魚たちが姿を現し始めます!弱肉強食のこの水槽内は、もうほとんどが自然界そのものですよね♪
このように、運が良ければ生きた魚を捕食するカワウソの姿なんかも見れちゃうというのが、この水槽のもう1つの魅力なんです☆
水中で生きている魚を追いかけるカワウソは見応えたっぷり!自然界では有り得ない形で、ガラス越しに断面図のようにみられるのがまた水族館ならではの特別感がありますね。
他の水族館ではカワウソの食事など、餌やりタイムに見ることができるだけだったりしますが、これならどの時間帯でも見ることができそうです!
カワウソの餌やりショー
カワウソのご飯中の顔って見たことありますか?小さいながらもさすが肉食獣と言わんばかりで、それはそれはものすっっっごい形相で食べるんです!食べるというより捕食というべきでしょうか…?
これが野生なのかと思わされるほど、鋭く細長い牙をむき出しにして食べる様子は、カワウソよりも何倍も大きな図体をしている人間ですら、若干恐怖を覚えるレベルです(笑)
文章だけではあんなに可愛らしい見た目のカワウソがそんな恐ろしい形相になるなんて、あまり想像できないですよね。そんなカワウソたちの姿、実際に餌やりタイムでみてみたくないですか?みてみたくなってきちゃいましたよね??
そこで、紹介したいのは餌やりショーです★このアクアマリンふくしまには、様々な生き物たちの餌やりショーがあります!小魚たちは隠れていてあまり食べることはできないですし、腹ペコなカワウソにとっても嬉しい、観察してる人間にとっても嬉しい、そんな大切な時間ですよね♪
しかしこの餌やりショー、1日に2回しかないうえに、他の生き物たち数種類の餌やりショーもあります!あれもみたいこれもみたいと右往左往しているうちに見逃した…なんてことにならないために細かく予定を立てたほうが良さそうですね☆
カワウソの餌やりショーでは魚の切り身を与えているようですが、飼育員さんはただ与えるだけでなく水に放り込んだりしてくれます♪
生きてはいない魚ですが、野生のカワウソのように捕食してる姿がみれるのは嬉しいサービスですね☆スイスイと水中を泳いで獲物をキャッチする姿をぜひ目の前でみてください♪
捕獲した後に、小さな手でエサを掴んで食べる姿もまた、最高に愛くるしいですよ☆
餌やりショーの時間帯などについては後ほど他の生き物たちと一緒に紹介していきますね♪
釣った魚を食べられる?!体験型の食育☆
なんとここアクアマリンふくしまには、水族館では非常に珍しく、アジの釣り堀があるんです!受付場所は子供体験館「アクアマリンえっぐ」釣り場です♪
この釣り堀、有料ではありますが、リリース無し、持ち帰り無しで自分たちで釣った魚を目の前でさばいてもらい、唐揚げにして食べることができます☆
新鮮なお魚を即座に頂けるなんて、カリッとした衣にふわっとした身のお魚を想像しただけで生つばを飲み込んでしまいます(笑)
休日に釣りにでもでかけない限り、ここまで新鮮なお魚を食べる機会ってなかなかありませんからね〜♪良い思い出にもなりそうです☆
受付時間 平日:10:00~14:30 土日祝:10:00~15:30
参加料金 竿貸し代・・・1,000円(御家族、グループで1竿)
魚1尾・・・100円~(魚の大きさによって変わります)
お魚1尾でもトータルで少なくとも1,100円は確実にかかってきちゃいますが、子供たちの食育になると考えれば、それだけの価値はあるかと思います☆
ママさんパパさんからすると、新鮮なお魚を唐揚げで食べたいけど、あまり大きいと高く付いちゃうので、家族で分け合えるくらいにある程度大きめで釣ってほしいというのが本音…(笑)ですがもうこれは運次第です☆
20分の制限時間内で釣ったら最後、確実にさばいて食べなければなりません!釣りたいだけという形での体験は出来ませんので、そこだけは注意しておいてくださいね★
子供たちの食育★命を食べるということ
さばく過程ではスタッフさんが動く心臓などを見せながら『生き物を食べること』について丁寧に解説してくれます!小さな子供たちにはちょっと衝撃的かもしれないですね。
ですが私たちは毎日のように、魚にしろ肉にしろ穀物にしろ、常に命を頂いている身です。子供たちの食育にプラスして、大人たちもまた改めて命を頂くということを実感できる素敵な体験になりそうですね♪
ママさんの中にはそういうのが苦手、そんな可哀想な魚達を見ていられない…と、迷っちゃう方もいらっしゃると思いますが、そんな時こそパパさんを頼っちゃいましょう☆
こんなとき、パパさんが率先して参加してくれるとママさんとしては非常に助かりますよね♪普段お仕事が忙しくてあまり子供たちとの時間が取れていないパパさんにとっても、子供と接する大切な時間になるかと思います☆
それに、せっかくの命を学べる機会にもなってますので、ぜひ参加してみてくださいね♪
その他にも魅力的な参加体験がたくさん!!
少々珍しくてインパクトのある釣り堀体験以外にも子供たちが喜ぶような参加体験コーナーがたくさんあるのがアクアマリンふくしまです!
- 調理体験(無料)
- 炭火焼き体験(200円~)
- えっぐワークショップ(300円~)
- 餌やり体験(100円)
- 缶詰作り体験(300円)
- 鰹節削り体験(100円)
- バックヤードツアー(無料)
こーんなに盛りだくさんの参加体験なんて水族館ではめったに見られませんよね☆
お魚をさばく体験については、小学校中学年から高学年の子たちにオススメです!スタッフさんが丁寧に教えてくれますので、安心して任せられます☆小学校での調理実習などにも役立つ知識が学べちゃうかもしれませんよ♪
えっぐワークショップでは、時期によって変わってくる色々な種類の貝殻などを使って自分だけの作品を作ることができちゃいます☆
女の子なんかは好きそうな体験だと思います!そんなに危ない作業もないので小さなお子様でもママさんパパさんと一緒に楽しめそうですね★
そして、ぜひぜひ参加していただきたいのが、水族館のバックヤードツアーです!無料で参加できますし、所要時間は30分ほどと、そんなに時間も取られませんので、ほかの場所をまわる時間も充分あります♪
水槽の後ろ側がどうなってるのか、エサを用意をする時はどのように用意しているのか。施設の3分の2をしめているバックヤードには様々な驚きと発見があるに違いありませんね。
これだけのたくさんの水槽がある中で、飼育員さんたちはどのようにお仕事をしているのか知る良い機会になってますし、滅多に入ることの出来ない水族館の裏側なので、ぜひ参加してみてくださいね。
また、ほかの有料体験施設に関しての参加料や受付時間などの詳細は、別の記事で紹介させていただきます★
イルカ、ペンギンなどのショーがなくても楽しめる餌やりショー☆
イルカショーやペンギンショー、アシカショーなどのこれらのショーは、水族館ならではの一般的なショーですが、最初のほうでも書いた通り、アクアマリンふくしまにはそういったショーが一切ありません。
ただ、カワウソのところでも紹介させていただいたように、様々な海の生き物たちの餌やりショーはあります。餌をあげる時には飼育員さんがその動物の解説などを話してくれますので、気になるショーは全て制覇しちゃいましょう☆
生き物の種類によって食べるお魚や、生体も全く異なるので、子供たちも興味津々に話をきけると思います。
どんな生き物がどんなご飯を、どんな形でどれだけの量を食べるのか…ぜひ見てみてください。
- 北の海の海獣・水鳥コーナー・・・10:30、15:00(毎日)
- ユーラシアカワウソ・・・10:00、15:00(毎日、12月末~3月までは15:00の回は中止)
- 潮目の大水槽・・・14:30(火曜日以外)
- ウミウ・・・13:00(5月~11月までの土日祝)
土日祝日にお出かけされる方も多いと思いますが、休日だとこれら全ての生き物達の餌やりショーが開催されています。
全ての餌やりショーに参加するにしても、水族館側もある程度時間をズラしてくれていますので、時間を確認しながらそれぞれの都合に合わせてまわれるのが良いところですね。
どの餌やりショーも所要時間は大体10分ほどです!ほかの餌やりショーと30分の間隔があれば、残り20分ほどありますし、ほかの餌やりショーのゾーンにまでたどり着けそうです♪せっかくなので全部のショーに参加してみてくださいね☆
潮目を表した巨大トンネルの水槽
引用元:アクアマリンふくしま公式HP
潮目というのは潮の流れ同士がぶつかり合い、海などで色が変わっている部分のことです。この潮目には、違う潮同士がぶつかり合い、泡立ったり波立ったりすることによって多くの酸素が海中に運ばれるため、たくさんの魚が生息しているんです♪
アクアマリンふくしまでは福島県沖にある、親潮と黒潮を巨大な三角形のトンネル型水槽内で再現しているんです。黒潮のお魚は力強く、親潮のお魚は穏やかに、そんな違いのあるお魚たちをみることが出来るんですね〜♪
潮目を水槽の中で再現してしまうなんて凄いですよね~!それに、三角形で見る側にとっても見やすく大きなトンネル型の水槽は、見どころになる理由もわかります。主な展示生物としては、カツオやマイワシ、サンマ、カラスエイなのだそうです。
マイワシの群れが生き生きと泳いでいる姿に、その横を悠々と横切る大きなカラスエイは、海そのものな雰囲気をかもし出していそうですね♪
そして、更に魅力的なのが、この巨大水槽でも自然界ならではの食物連鎖を表現しているところなんです☆マイワシを餌にするカツオやマグロの仲間が一緒の水槽で泳いでる姿は圧巻でしょうね〜。
活発な黒潮のお魚たちとは違い、穏やかな親潮の水槽には、隠れているお魚がたくさんいるようなので、子供たちと探してみてください♪
この巨大水槽内にいる魚達は、実際に福島県沖にいるお魚たちなのだそうです★それだけでなく、岩や海藻までもが福島県沖の海にあるもので限りなく近く作られているんですって。すごいですね~♪
まるで潮目の部分をパカッと真ん中で割り、その間を歩いているみたいに見えちゃいます☆カワウソの水槽といい、潮目の大水槽といい、どこまでも自然界そのものに近づけるというところに力を注いでいる水族館ですね♪
まとめ
- カワウソのコの字型水槽は寝床までのぞけちゃう!
- アクアマリンふくしまは子供の食育や知識を深めるためにオススメ
- 釣る、調理する、食べる、作るなど様々な参加体験が楽しい☆
- カワウソ、アザラシ、ウミガラスなど次々はじまる餌やりショーが楽しい♪
- 福島県沖の黒潮と親潮を忠実に再現したトンネル型の水槽は圧巻
博物館のような展示の仕方でも、家族連れが多いのがこのアクアマリンふくしまです。確かに、ここまでの体験型施設があるなら少なからず気になっちゃいますよね~☆
他の水族館では見られないような、福島県の水族館ならではの魅力がてんこ盛りですので、福島県を知る良いキッカケにもなりそうです♪
それに、子供だけでなく大人にとっても刺激をうけるような知識が盛りだくさん!水槽横にある案内パネルには勉強になることがたーっくさん書いてあります。
まだ字が読めないお子さんでも、ママさんパパさんが音読してあげることでどんな魚なのか、どんな生体なのかについて、理解を深めていけそうです☆
周りは水槽だらけということもあり、多少ひんやりしていますので、アクアマリンふくしまにお出かけになる際には上着などを持参しておいた方がよさそうですね♪
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