とべ動物園の象(アフリカゾウ)が愛されているその理由とは?

いきなりですが、動物園と言ったらどんな動物を思い浮かべますか?

ライオン、トラ、キリンなどいっぱい思い浮かべる動物はあると思います☆私は1番にが思い浮かびました☆あの、大きな体とても印象に残りますよね。

とべ動物園では、自然な形で像が生活していると言うことです。さっそく、みどころポイントといきましょう♩


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とべ動物園の象(アフリカゾウ)の家族に会いに行こう!

引用:とべ動物園公式Twitter

象には、大きく分けるとアジアゾウとアフリカゾウの2種類がいます。アフリカゾウは今いる地球上の陸上で生活している動物の中で1番大きな動物なんですよ♪

とべ動物園には、現在3頭の象(アフリカゾウ)が生活しています☆群れのリーダーであり、お母さんのリカ、その子供の媛(ひめ)、砥愛(とあ)がいます。この自然な家族(群れ)で象(アフリカゾウ)が生活してるのは、日本でとべ動物園だけなんです☆

3頭はとても仲良く、常に一緒にいます!

家族仲良くしているところを見てると、私たち家族ももっと幸せに!って思います☆

リカは、1988年に雄のアフと一緒にとべ動物園にやってきました。2頭とも孤児の象(アフリカゾウ)は、来た当初はなかなか新しい環境に馴染めなかったみたいです。でもね、飼育員さんの沢山の愛情が2頭を変えていきました。

リカは、2011年に媛(ひめ)ちゃんを出産しています。でも、孤児の象(アフリカゾウ)だったリカは自分のお母さんを知らないんです。教えてもらえるはずの事を教えてもらえないまま大人になっちゃったなんて…。

だから、自分の子供の媛ちゃんとへの関わり方が分からなくて、育児ができなかったんです。その時、飼育員の椎名修さんが助けの手を差し伸べてくれました。

誰でも、初めてのことをするって、とても大変ですよね。でも、象(アフリカゾウ)の媛(ひめ)ちゃんを助けたいという、一心で椎名さんは日本初となる人工哺育を始めました☆

夜もゾウ舎に泊まって、ミルクも試行錯誤で1年以上、媛(ひめ)ちゃんの側に付きっ切りだったそうです。

この時、リカは媛(ひめ)ちゃんと関わり方が分からないながらも、目の届くところに媛(ひめ)ちゃんがいないと不安な様子を見せていたそうです。

媛(ひめ)ちゃんが、熱中症になってご飯を食べれなくなって動けなくなった時に、柵の向こうから食べ物を媛(ひめ)ちゃんに投げ与えたり、お水をかけたりと媛(ひめ)ちゃんを助けようとしたという出来事が実際にありました。

母親の愛ですね。私も子供がいるからかな?リカの気持ちがなんとなく分かっちゃって、ウルウルしちゃいました★

媛(ひめ)ちゃんの人工哺育の間にリカは弟の砥夢(とむ)を出産、なんとリカは自分で砥夢(とむ)を育て、本当の意味で母親となれました。

その後、媛(ひめ)もリカ、砥夢(とむ)と一緒に生活をすることができ、砥夢(とむ)と遊びながら、象(アフリカゾウ)の社会を学んびました。その後、砥愛(とあ)がうまれ、とべ動物園で自然な形の象(アフリカゾウ)の家族(群れ)の誕生です★

砥夢(とむ)は、象(アフリカゾウ)の数を増やすため他の動物園にお婿に行きました。行った先の動物園で、家族を増やして欲しいですね☆

アフは、不慮の事故で推定29歳という若さで亡くなってしまいましたが、みんなを見守ってくれていると思います☆

この家族には色々とあったけど、5頭の家族愛、椎名さんのこの象(アフリカゾウ)の家族に対する愛が今の3頭の幸せに繋がっているんだなと思いますね。

象飼育のレジェンド!椎名修さんってどんな人?

飼育員の椎名修さん(54歳)象の飼育をして30年の大ベテランの方です☆とべ動物園に来る前には群馬、多摩、姫路で働かれていました。

その後、とべ動物園の開園(昭和63年)から象の飼育員として働かれています。30年もやり続けるって、すごいですよね☆それだけ、象に魅力があるんですね♪

日本で例のなかった象(アフリカゾウ)の媛(ひめ)ちゃんの人工哺育に成功し、現在もリカ、媛(ひめ)、砥愛(とあ)の生活を助けてくれています。

椎名さんは、象(アフリカゾウ)の事を自分の子供のように思い、この象(アフリカゾウ)の家族が幸せを第一に考えられている方です!


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飼育員の椎名修さんと象(アフリカゾウ)の固く結ばれた絆

愛情たっぷりに象(アフリカゾウ)たちに接している飼育員の椎名さんと象(アフリカゾウ)達の関係はどんな感じなんでしょうね?

友達は、象(アフリカゾウ)達が飼育員を椎名さんを見つけると駆け寄ってきたり、鼻で飼育員さんに触れたりしていたのを見たそうです☆

友人
この前、とべ動物園に行ったのよ。ちょうど、私たち家族が象(アフリカゾウ)を見ている時に、たまたま飼育員さんが来ていたんだけど、驚いたことが起きたのよ。私は初めて見たわ。
サッキー
なになに?何が起きたの?気になる〜♪
友人
象(アフリカゾウ)達が飼育員さんのところに駆け寄って行くのよ。
サッキー
え!それって危なくないの?
友人
私も一瞬ヒヤッとしたんだけど、予想していたのと全然違かったのよ。象(アフリカゾウ)達が飼育員さんにとても安心した表情で甘えているの。とても、癒される光景だったわ。

そういう話を聞くと、心から繋がっているんだなと思います♪そんな風景を実際に見てみたいですね。

象(アフリカゾウ)の媛(ひめ)ちゃんは、自分を育ててくれた飼育員の椎名さんを信じ、慕っているようです。リカも媛(ひめ)ちゃんを育て、自分たちの家族(群れ)に戻してくれた飼育員の椎名さんを信頼しています♪

飼育員の椎名さんは、とべ動物園にいる象(アフリカゾウ)達が幸せになってくれるよう願っています。

それに、そろそろ媛(ひめ)ちゃんが子供を産める歳になってきていることもあり、椎名さんは媛(ひめ)ちゃんにも子供を産んでもらいたいと考えているそうで、3代目の繁殖が目標だそうですよ☆

象(アフリカゾウ)は、絶滅危惧種⁉︎とても貴重な動物!!

象って、動物園で当たり前のように見ることができる動物なんですが、実は、絶滅が心配される動物なんです!自然の中といっても、自然保護区、守られた環境にしかいないとも言われています。

残念ですが、絶滅の危険に追い込んでしまったのは、私たち人間なんです…。

絶滅危惧種になった原因
  • 牙が目的の密猟象
  • 象の牙がとても高価で、それを目的とした密猟がたえず、像の数は世界で18万頭に減少。

  • 木材を手に入れるための自然破壊
  • 象の住むところが減少。

原因を見ると人間が大きく関わっているのがわかると思います。でもね、いろいろなルールを作ったり、密猟を防ぐために保護区の中をパトロールしたり、象(アフリカゾウ)を守ろうと働きかけてる人間もいるんですよ☆

象(アフリカゾウ)の体の特徴は?どのくらい長生きするの?

アフリカゾウの基本情報
  • 体高(地面から肩までの高さ)約3〜4m。
  • 一般的なマンションやアパートの2階までの高さ。

  • 体長(頭からお尻までの長さ)が、約6m。
  • 送迎などに使われるマイクロバスぐらいの大きさ。

  • 体重は、雄で約6〜7トン、雌は約3トン。
  • 普通自動車とだいたい同じぐらいの重さ。

何回か動物園で見ていますけど…あらためて、調べてみたら本当に大きいですね☆あの大きな牙なんですが、雄は2.5mにもなるそうです♪

アフリカゾウの耳はとても大きくて、この大きな耳は体温を調整していると考えられています。だから、暑いアフリカでも日中も行動できるんですね☆

ちなみに、体の色は灰色で、皮膚は厚くて、体にはほとんど体毛が生えていません。なので、虫除けのために泥浴びをして体に泥を塗りますよ!

象は人間と同じぐらい長生きなんですよ!自然の中でもで50~70歳くらいまで生きます♪動物園では80歳を超えるまで長生きしたアフリカゾウもいるみたいです!

頼りになるリーダーについてけば間違いない!?群れのリーダーはおばあちゃん!

象(アフリカ象)は、ひとつの家族で群を作ります。1頭の雌とその子どもたちからなる3~10頭ぐらいの群れで、子供が子供を産むことで、さらに家族の数は多くなります。群れのリーダーは、最年長の雌がなるんだそう。

簡単に言うとおばあちゃんがいて、お母さんがいて子供達がいて、さらにその子供達もいる、さらに言うと親戚のおばさんもいる女ばかりの大家族ってことですね☆

1番物知りなおばあちゃんがリーダーになるってことです♪

象(アフリカゾウ)の赤ちゃんは、生まれてすぐに家族と一緒に行動します。でも、生まれてすぐだらから、ひとりでは何もできませんよね!だから、お母さん、お姉ちゃん、おばさん、おばあちゃんが協力してお世話をします。

人の生活と似ているところが多いですよね☆

お世話をしながらみんなで、長い鼻の使い方や群れでのルールを赤ちゃんに教えていきます。赤ちゃんは、生活しての中で色々と生きていくすべを学ぶんですね!仲間意識が高く、愛情深いとっても賢い動物なんです☆

よくテレビなどで子供の象を大人の象が助けるという映像を見ますよね☆本当に愛情がいっぱいの動物ですね。

雄なんですが12歳ぐらいで、この家族のグループから出て行くみたいです。そのあとは雄同士のグループを作るか、ひとりで行動するようですね。雄同士のグループを作るって珍しいですよね☆

象(アフリカゾウ)の今

現在、象(アフリカゾウ)をとりまく環境はあまり良いとは言えませんね。象(アフリカゾウ)を守るため沢山のルールができています。でも、このルールが邪魔をしてしまっている場合もあるんです(泣)

それは、像(アフリカゾウ)の繁殖に関してです。

絶滅危惧種となってしまい、繁殖させたいと思っても日本に象(アフリカゾウ)を簡単には連れてこられなくなってしまいました。それに、繁殖をして数を増やしたくても、日本の施設では広さが足りなかったりとまた、別の問題が出てきます。

ここ10年で繁殖が成功したのは、とべ動物園の媛(ひめ)、砥夢、砥愛の3頭のだけなんです。

まとめ

  • とべ動物園の象(アフリカゾウ)の家族はとっても仲良し。
  • 日本で唯一、自然な形の群れで生活している。
  • 飼育員の椎名さんに象(アフリカゾウ)達が強い絆で結ばれている。(運んが良ければ、甘える姿が見られるかも☆)
  • 象(アフリカゾウ)の家族の幸せそうな姿に癒される。
  • 絶滅危惧種について考えるきっかけになる。

 

とべ動物園の象(アフリカゾウ)の家族を見るだけで、私たちも幸せになれそうです♪この象(アフリカゾウ)達に立ちはだかった問題や壁は、とても多かったですね。

でも、飼育員椎名さんの助けを借りながらも乗り越えて来て、今の幸せに繋がっているんだなと思います☆

とべ動物園で象(アフリカゾウ)に会った人もそうでない人もこの記事をきっかけに、会いに行ってみようと思ってくれたら嬉しいです☆

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