スーパーにあるゲームコーナーのちょっとした乗り物にすら目を輝かせるのが子供たちです。
この世の中にあるいくつもの夢の大テーマパークを知ってしまった大人からすると、これおもしろいのー?と思うような、ちょっと寂れた乗り物(失礼)でも、子供からみたらワンダーランド!!
「遊ぶことが仕事」の子供たちですからね。
子供の「遊びた〜いっ!!」という楽しさへの欲求にはもう従うしかないのかも(笑)
動物?乗り物?どっちがメインかわからなくなる帯広動物園の遊園地!
さて、おびひろ動物園に到着っ!もちろん動物を見るためにやってきましたよ〜!ゾウにキリンにホッキョクグマ!子供たちもはじめてみる動物たちと会えるのが楽しみで気分はるんるん〜っ♪だったそのはずが…
正門から入っても、南口から入っても、園内に入った瞬間にアイツは見えてしまうのです。隠れもしないその存在を、子供たちが見逃すわけありません。
「あっちぃ、いくぅ〜〜!!」
入り口付近に配置されているのはわざとなのでしょうか(笑)おびひろ動物園に併設されている遊園地は園内入ってすぐ、園のほぼ中心に位置していて入園するとまず目に入ってくるのです。
動物たちに会いにきたはずの子供たちの頭の中は、いっきに楽しそうな乗り物のことでいっぱいに〜!おびひろ動物園のスーパースターである北海道内に1頭しかいないゾウだって「乗り物のりたーい!」という子供の欲求には勝てません(笑)!
今回は、子供の関心を動物よりもついつい引きつけちゃうおびひろ動物園の「遊園地」についてご紹介します★
帯広動物園の遊園地は子連れで楽しむのに十分なスケール感!
私は子供の頃、遊びに行った遊園地で「あれ乗りたい!」と思い乗り物のところまで走っても、年齢制限や身長制限があって「もっと大きくなってからね〜」なんて係員の人になだめられ、残念な思いをすることがありました。
ちまたでみかける「遊園地で好きな乗り物アンケート」で断トツの1位に輝くジェットコースターなんて、まさしくそれです。
大きな遊園地に張り切ってお出かけしたはいいものの、子供が乗れないものばかりでは意味がありません。しかも人が多くて、乗るために長時間並ぶようではそれだけで疲れちゃう。
でもこちら、おびひろ遊園地(すでに名称を変更!笑)に設置されている遊具は、お子様向けのものばかり!子連れにはぴったりのスケール感です♪
小学生以上でないと乗れないものも一部ありますが備えてある10種類の大型遊具のうち、付き添いがあれば3歳でも9種類は乗れちゃう!さらに言っちゃえば、0歳からでも5種類もの乗り物を楽しむことができます。
パパママがいっしょだと小さい子供は喜ぶし、付き添いという形で子供といっしょに楽しめる時間が自然とつくれるのっていいですよね★
気になる遊具券の料金は?お得な回数券もあるよ!
乗り物はチケット制なので、まずは現金でチケットを買いましょう!チケットは遊具券と呼ばれていて、乗り物の種類によって必要な遊具券の枚数が変わってきます。
遊具券は1枚100円ですが、11枚綴りだと1000円で売っています。メリーゴーランドが遊具券1枚で乗れるので、回数券で買うとメリーゴーランド1回分お得という感じでしょうか。このお得感は結構大きく感じますよね!
遊具券に使用期限はないので万が一使いきれなくても次回にもちこしたり、おびひろ動物園の遊園地が気になっているお友達に譲ってもいいかもしれませんね♪
また「たっくさん乗り物に乗りたい!おびひろ動物園には遊園地が目当てで来たんだー!」という本末転倒な方には1500円で発売されている1日乗り放題券のほうがいいかもしれません(笑)
ちなみに3歳未満の小さいお子さんはほどんどの遊具が無料です!
遊びにいくメンバーの年齢を確認して、賢く遊具券を購入しましょう〜!
どんな乗り物があるのかな?年齢別におすすめ遊具をご紹介!
子供の成長過程に伴って子供たちが興味を抱く遊具って変わってきますよね。とくに2歳〜6歳ぐらいまでの間は言葉や行動や心理状態など、いろんな面においての成長速度が半端なく早い〜!
「今、この子はどの段階なんだろう?」と子供にあわせた対応が必要になってきます。親としては、子供の好奇心をうまくくすぐって興味や感心の対象をどんどん広げていき感性豊かに育ってほしいものです♪
それではここで!私サッキーの独断による「これは乗っておくべきなおすすめ遊具」を 〜2歳、〜5歳、それ以上、とざっくり年齢別に分けてご紹介します☆
〜2歳まで
なにもかもが初めてな赤ちゃんから、だんだんと自分の身の周りの人や物を理解しはじめて外の世界に興味を持ち始めるのが2歳ぐらい。普段とは違う視点から見る景色、感じる風、賑やかな遊園地の雰囲気など、全てが刺激的だと思います。
物には名前があるというのもだんだんわかってきて、車を見かければ「ブーブー!」蒸気機関車「シュッポッポ!」と指をさしてあれ知ってるぞー!のアピールが始まります。とくに男の子は乗り物が大好き!私の息子はこの頃から車狂いになりはじめましたね(笑)
遊園地のシンボル!空中観覧車から市内を見渡そう
最頂部までは約36メートル。おびひろ動物園で一番ののっぽですが、どうやら帯広市内でみても一番らしく市内で一番高いところからの展望を楽しむことができます。しかしちょっぴり老朽化?ぐらっとゆらっと、ちょっとしたスリルも味わえるようです(笑)
1回200円(遊具券2枚) 4人乗り付き添いあれば0歳から可 3歳未満は無料
歩き疲れたら豆汽車に乗って風を感じよう
遊園地内の線路を2周する周遊汽車です。電車ではなく汽車というところがまた魅力的!絵本や映像などで汽車を覚えていてもそのへんを走ってはいないから新鮮です。途中にトンネルや踏切が設置されているところも子供には好ポイントだと思います!
ここの踏切、カンカンカンカンと鳴る音がすごくリアルなんです♪それもそのはず、実は帯広市の線路高架事業により不要となった本物の踏切を使用しています!なんだか本物の汽車に乗っている気分になっちゃいますね。豆汽車の豆知識でした。(笑)
1回200円(遊具券2枚)
付き添いあれば0歳から可
3歳未満は無料
〜5歳まで
「なぜ?どうして?」が増えてきて、自分でやることにとことんこだわり始める3歳から5歳頃は、心の成長が大きくみられる大切な時期ですよね。言葉でのコミュニケーションもとれるようになるし、興味・関心や行動の範囲がますます外の世界に向かっていきます!
乗り物にただ乗っているだけではなく、自分でやってみたい!という自己主張がとにかく目立ってきますね。車狂いの息子がハンドルをくるくる回しているだけで楽しそうな様子を見ると、なんだか微笑ましくなってしまいます。
水に落っこちないように気をつけて!水上で回転ボート
舟を模した乗り物で水上を周ります。1つの船で6人まで乗れるので家族みんなで楽しめますよ♪前列には回せる舵がついているので「船長よろしく!」と子供に舵をとらせ操縦気分を味わってもらいましょう。
1回100円(遊具券1枚) 6人乗り 付き添いあれば0歳から可 3歳未満は無料
大人もはしゃぐ!?ゴーカートで走り抜けろ
水上の次は陸上の乗り物だー!子供の頃って車を運転できるだけで大人を感じてかっこいい〜みたいな「早く車の運転してみたい」と運転に対しての憧れありませんでしたか?
ゴーカートは身長制限がある乗り物なのですが、付き添いありなら2歳以上から乗ることができます。ハンドルも2つついているので、子供もハンドルを手に運転している臨場感を味わえます!車狂いの息子は大興奮です!
1回100円(遊具券1枚)
使用料100円(遊具券1枚)
2人乗り
身長制限130cm以上
付き添いあれば2歳から可
3歳未満は無料
6歳以上〜
幼児から学童へと成長していく6歳ぐらい。この頃には大人とさほど変わらない世界を認識しているように感じます。子供の成長はあっという間ですね〜。親としては嬉しい反面ちょっと寂しく感じたりもします。
それでもまだまだ子供です!付き添いがなくてもほとんどの乗り物にひとりで乗れてはしまいますが、遊具の定員数が許すかぎりいっしょに乗り込んで遊びましょう〜!親が楽しんでいる姿を見せるのもきっと大事ですよ♪
逃さない…パッと狙い撃ち!ウォーターショット
ゆっくり動く車体に乗りながら、赤く塗られた標的を手元の水鉄砲で狙い打ちます!見事命中すると、奥から動物たちがひょっこりと顔をだすよ〜はい、ひょっこりはん♪これにはついつい熱中して遊んでしまいます!!
1回200円(遊具券2枚) 2人乗り 付き添いあれば0歳から可 3歳未満は無料
大きなブランコで空中を飛ぶ!スーパーチェア
遊園地でおなじみの人気遊具、空中ブランコです。アルプスの少女ハイジの巨大ブランコにさらに回転をくわえたものですね。人によっては大好き!人によっては酔うから苦手?これをひとりで乗れるようになるなんて、着々と親の手から離れていっているんだなとなんだか感慨深くなっちゃいます。
1回200円(遊具券2枚) 1人乗り 小学生以上
小さい子連れでも無理なく遊べる遊具ドーム★
いくら付き添いありなら0歳から乗れるといっても、小さいお子さんには刺激が強すぎて乗り物を怖がってしまうこともあるかもしれません。遊園地内には年齢制限を気にすることなく小さいお子さんでも無理なく遊べるところがありますよ♪
遊具ドームの中には現金100円で遊べるちょっとした遊具や、ゾウさんの滑り台がどーん!マットレスが敷いてあるスペースもあるのでハイハイ時期の赤ちゃんでも安心して遊べると思います♪大人ぐらいの大きさのゴリラのぬいぐるみもあったりして楽しい空間となっています。
ちっちゃくたって一人前!外ではバッテリーカーに乗れるよ
ゴーカートはちょっと怖いけど、動く車に乗りたーい!というお子さんには遊具ドームの外にちょうどいいバッテリーカーが数台あります♪ひとりで乗れるので、自分が運転してる〜!という感じがして子供の満足度も高めですね♪こちらは遊具券ではなく現金100円で遊べます。
まとめ
- おびひろ動物園には動物をみに来たはずなのに、子供の関心がどんどんひっぱられる遊園地
- おびひろ遊園地は小さい子連れで楽しむのに十分なスケール感
- 気になる遊具券の料金は、お得な回数券を上手に使おう!
- どんな乗り物があるのか、ざっくり年齢別でおすすめをご紹介
- ハイハイ時期でも遊べる遊具ドーム。外にあるバッテリーカーも楽しいよ♪
おびひろ動物園に併設されている遊園地についてご紹介してきましたが、行ってみると「うんうんちょうどいい!」と子連れの皆さんは納得されるはずです★
動物たちと遊具をうまく行き来して、おびひろ動物園をしっかり遊び倒しましょう〜!
ちなみに冬季開園中は全ての遊具が運休となりますのでご注意を!!
コメントを残す