サケのふるさと千歳水族館の体験ゾーン!稚魚の放流体験も!

北海道は、でっかいどう!ってつい言ってしまうくらいおおきいですよね〜。そんな北海道、ドライブでいろいろな場所をまわりたくなりませんか♪

道の途中でちょっと休憩したいなぁと思ったときに思い浮かぶ場所は道の駅ですよね。でもその道の駅、トイレ休憩しようかなと立ち寄るだけじゃもったいないんです!北海道の道の駅ではスタンプラリーをやっていて、集めるとすごいことが!?詳しくはこちら

中でも道の駅サーモンパーク千歳には、なんと水族館が併設されているんですよ!これはもう、旅の目的地にしちゃってもいいくらい☆いったいどんな水族館なのか興味わきませんか?では紹介します♪

 


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道の駅の中なのに?あんなことやこんなことが出来ちゃうサケのふるさと千歳水族館

道の駅と併設されている千歳水族館は淡水の水族館として日本最大級。サケやマスを中心に世界中の淡水魚が展示されています。巨大水槽で悠々と泳ぐサケや幻の魚イトウは大迫力です!イトウについて詳しくはこちら

1994年に開館した「千歳サケのふるさと館」は改装による休館期間を経て、2015年7月に「サケのふるさと 千歳水族館」としてリニューアルオープンしました。サケの遡上時期は見ものですが、リニューアルで水槽の数が増えたので1年を通して楽しめるようになったんですよ。

すぐそばには千歳川が流れていて、ドライブの休憩に川沿いの周辺散策がとても気持ちいいですし、「道の駅サーモンパーク千歳」の敷地内にあるので、ショッピングや食事も楽しめちゃいます♪“一か所でなんでもそろっているので子供とのお出かけ”に最適なオススメスポットですよ。

千歳水族館はサケの産卵で有名な千歳川の川中をそのまま見ることができる水槽がメインですが、魚に触れたり、水槽の魚とにらめっこする目線が低いところにある水槽などもあるので背の低い子供も十分に楽しめます。抱っこをせがまれずに済みそうでラッキーですね☆

バリアフリー対応なのでベビーカーでも安心して見学することができそうです。うれしいですね~。

今回はそんな千歳水族館の中でも、体験にスポットを当てて紹介したいと思います♪魚に触りたい!という子にはぴったり☆

どれも子供と一緒にできますし、体験しながら学ぶこともできますよ☆

生きてる魚に触ってエサやりもできちゃう!釣り堀や不定期でザリガニ釣も?魅惑の体験ゾーン

引用先:サケのふるさと 千歳水族館HP

お魚ってさわるとどんな感じなんだろう?普段魚をさわるといったら、お料理の下ごしらえの時ではないでしょうか。もちろん、ぴくりとも動きません(笑)

釣りが趣味でもない限り、大人でも生きている魚をさわる機会が少ないので、子供に「さわったらどんな感じ?」と聞かれても…答えるのが難しい!

そんな疑問を解決できるのが体験ゾーン☆ここではタッチプールや、ドクターフィッシュの体験など、お魚たちに直接触れることや、エサやり体験ができます。子供と一緒にさわって、お魚のさわった感じを確かめることができます♪

全面透明のアクリル水槽で魚とタッチ!タッチプール

タッチプールでは、横も下もすべて透明のアクリルでできた水槽の中に、チョウザメの赤ちゃんやウグイの仲間たちがたくさんいます。

水槽は低く作られていて、どの角度からもお魚を観察できるので、子供はきっとドキドキワクワク♪上から手を突っ込んで、下から覗いて、横から眺めて…飽きもしないでいつまででもそこにいそうですね(笑)好奇心を十分に満たせられるはずです!

チョウザメは視力が弱いため、手を入れても逃げません。それどころかエサと間違えて近づいてきちゃう姿はすごーくかわいい!

でも赤ちゃんって言ってもサメでしょ?危なくないの??

「サメ」とついていますが、実はチョウザメには歯はないので、子供でも安心して楽しむことができるんですよ。全然危なくないし、手を入れるだけで魚とふれあえるんだったら、小さな子供でも心配なく楽しめちゃいますね~☆

サメなのになんで歯がないの?もっとチョウザメについて知りたい!という方はこちらを読んでくださいね。

インディアン水槽のある円形流水水槽でエサやり体験

上からお魚に触って、下から覗いて十分に観察したら、ごはんはどうやって食べるのかな?エサ、あげてみたい!と子供は思いますね、きっと。

ミニチュアのインディアン水車が回る円形流水水槽では、エサやり体験ができます。数量限定ですが。インディアン水槽って何?簡単に言うと魚を捕るしかけなのですが、これについては別の記事で詳しく書くので読んでください☆

時々エサに夢中になりすぎたお魚が、水車にかかる様子も観察できます。よっぽどお腹空いちゃってるお魚なのかな。「あっ…」と思いますが大丈夫♪実際の水車とは違いまた水槽へ戻り、元気よく泳ぐので安心です♪

1袋100円のエサはガチャガチャで販売しており、 魚のバッジ付きでとってもユニークですよね。
ガチャガチャもバッジも好きな子供は喜びそう♪

魚がよってくる!おはだすべすべ~?ドクターフィッシュ体験!マグネット釣り堀やザリガニ釣りまで!

ドクターフィッシュ体験水槽では子供からおばあちゃんまでみんなで楽しく魚と触れ合えます♪ドクターフィッシュってなんだっけ?実は美容効果が!?知りたーい!という方はこちらに詳しく書いたので読んでください☆

また子供と楽しむマグネット釣り堀不定期ザリガニ釣りも開催されています。昔はよくザリガニを釣りに行ったものですが(私は笑)、今はザリガニを釣るところを探すほうが大変。水族館で釣る体験ができるならやらせてあげたいですね。特に男の子は!

なかなか釣れなくても、やっとのことで釣れた時はとっても喜ぶはず!こっちまで嬉しくなっちゃいますね☆


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サケが生まれてからの一生とは?子供でもわかりやすい解説を聞いてから、稚魚の旅立ちを手伝おう!サケの稚魚放流

サケの一生ってどんな感じか知っていますか?なんとなくなら聞いたことがあるかもしれません。期間限定ではありますがこの放流体験をすることによって、子供も大人もサケの一生ってどんなものなのか、その第一歩である旅立ちを応援することができますよ☆

サケ稚魚放流体験

◆開催日:毎年3月1日~5月31日 

◆開催時間:①11:00 ②14:00 (所要時間10分程度)

◆参加費:無料

※入館者なら予約不要で誰でも参加できます

体験の流れとしては

  1. 再入場スタンプを押してもらう
  2. 学習室に移動、サケの一生の説明
  3. 千歳川に移動
  4. サケの稚魚をもらう
  5. 稚魚を放流

の順番です。1つづつ説明します★

再入場スタンプを押してもらう

エントランス付近にいるスタッフの方が、放流体験会場の列に案内してくれます。また、放流体験の時には水族館の外に出るため、再入場できるようにブラックライトで光る再入場スタンプを手の甲に押してくれます。

これならまだ全部見終わってなくても安心ですね。また戻ってきて水族館を楽しめます♪時間になると、学習室に移動します。

学習室に移動、サケの一生の説明

学習室で、菊池館長による「サケの一生」の解説があります。子供にも分かりやすいテンポの良い解説とスライドを使用しているので、興味津々で聞くことができるはず♪

千歳川に放流するサケの稚魚は、千歳川を下り、日本海、オホーツク海、北太平洋、アラスカ湾などで過ごした後、放流してから3年後に千歳川に帰ってきます。

川にはカワアイサやニジマスといったサケの天敵がいて、3年という長旅を終えて無事に千歳川に帰ってくるのはなんと100匹に1匹!厳しい旅〜。1匹の親から生まれる卵が多いということは、親まで成長できる確率がそれだけ低いということなのですね。

千歳川に移動

解説が終わるとサケの稚魚を放流する千歳川まで向かいます。川は水族館からすぐ♪川につくと千歳水族館のスタッフの方からサケの稚魚が入ったカップをもらえます。1つのカップにサケの稚魚が2匹

サケの稚魚は前の年の9月に排卵し11月にふ化したものです。体長は約4cmほど。先ほどサケの一生を解説してもらっているので、感慨もひとしお。愛着もわきますね★

いよいよ、サケの稚魚を水路に流します。千歳川から世界の海を3年という長い時をかけて戻って来る事をただただ願うばかり。子供にとっては貴重な体験となるはずです。

小さな体に秘められた稚魚の力強さを感じながら、そして行く手に待つ壮大な旅に思いをめぐらせながら、 3年後の再会を願ってぜひサケの旅立ちを応援してみたいですね。


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命を考える!卵を育てる第一歩?ここでしかできない体験を!サケの採卵体験

 

10月下旬~12月中旬にかけて月に1、2回サケの遡上時期にしか体験することのできない、人気のプログラム「サケの採卵体験」ができます。

この体験に参加することによって、サケに限らず、たくさんの生きものたちが生きていく自然について子供たちにも感じてもらえるいい機会になるはず☆大人も子供も命を学ぶ、貴重な体験です。ところでサケの採卵体験とはいったい何をするのでしょうか?

簡単に流れを説明します♪

  1. メスのお腹から卵を取り出す
  2. オスの精子を絞りだす
  3. 卵と精子を混ぜる
  4. 水の中に卵を沈める

といった作業をします。やさしく卵に触れる子供なら参加できますね☆では詳しく説明します!

メスのお腹から卵を取り出す

まず、親サケの命を絶つところから始まります。命の体験、ということでここは見ないといけないところ。大切な命を預かる体験なのです。ぐっと緊張しますね!

私も最初に命を絶つところからやるのだと知り、子供たちとやるの?と思ったのですが、私達人間は多くの命をもらいながら生きています。そのことを子供たちにも学んでもらうとてもいい機会だなとここで紹介することにしました。

サケのお腹を専用の刃物で切ってメスのお腹から卵を取り出します。冷たい水にすむサケは、開いた腹の中も冷たく、手を入れてお腹からやさしく卵を掻き出していきます。

参加した人の口コミを見ると「卵は冷たかった。」とか、「やわらかかった。」「すごくぬるぬるしている」、人によっては「(卵が)意外に硬いね」などの感想が☆みんな、恐る恐るの作業になるみたいですね。

オスの精子を絞りだす

オスの精子を絞ります(採精)。サケの、胸ビレからお腹まで圧迫しながら手を進ませます。そうするとオスの精子が出てきます。こんな感じで出てくるなんて不思議☆「わぁ~」という声が思わずあがっちゃいますね!

卵と精子を混ぜる

卵と精子をまんべんなく混ぜます(撹拌:かくはん)。卵をつぶしてしまわないようにやさしくやさしく混ぜていきます。ここからサケの稚魚が孵化して、また川へと放流するんですね♪

水の中に卵を沈める

最後に、受精卵についた汚れを洗うため、そして卵に酸素を供給するために水のなかに卵を沈めて1時間くらいまちます(吸水)。これで、採卵体験は終了です。

ここでしかできない貴重な体験だとおもいませんか?ぜひ子供と一緒に体験して大人も命を見つめ直してみませんか★

サケの採卵体験

◆開催日:10月下旬~12月中旬

◆開催時間:13:30~14:50

◆対象・定員:20名 幼児は保護者同伴

※先着順になりますので定員に達した時点で受付を終了致します。

ホームページにて受付終了のお知らせを致します

◆会場:サケのふるさと千歳水族館

◆参加費:200円(入館料別途必要)

◆申込方法:こちらで確認してください

やってみたい!バックヤードでなりきり飼育員さん!飼育係ちょこっと体験

飼育員さんのお仕事をちょこっとやってみたい!と思いませんか?千歳水族館では、ほぼ毎月第2、第4土曜日にエサやりなど、水族館の飼育員さんが普段しているお仕事を、ちょこっとだけ体験できちゃいます♪

大水槽のバックヤードでは、午後3時の「エサやり」に合わせ、バケツに入ったエサのオキアミやペレットをスプーンで投入。

イトウやギンザケ、サクラマスが水しぶきを上げ、猛スピードでエサに飛び付く様子を間近で見学できます。バックヤードに入れることも滅多にないし、大水槽からやるエサやりは迫力満点☆

普通やるエサやりとは全く違う体験ができますね♪飼育員さんになりきってお魚たちにエサをあげてみましょう♪

飼育係ちょこっと体験

◆開催日:毎月第2、第4土曜日

◆時間:14:30~15:15

◆対象・定員:15名 幼児は保護者同伴

◆会場:サケのふるさと千歳水族館

◆参加費:100円(入館料別途必要)

◆参加方法:開催日の14時から受付開始し、定員を超えた場合は抽選いたします

まとめ

  • 体験ゾーンでは、実際にお魚に触ることができたりエサをあげることができます。
  • マグネット釣り堀や、不定期でザリガニ釣も☆
  • 期間限定で、貴重な体験、サケの稚魚放流ができます!
  • 命を学ぶ、採卵体験も期間限定です♪
  • 飼育係ちょこっと体験、飼育員さんになりきろう

北海道を代表する魚、サケをより身近に感じられる千歳水族館。サケを通じてたくさんの貴重な体験ができます。道の駅に併設されているとは思えない!千歳水族館でしかできない思い出を作りにでかけてみましょう♪

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