最近、1番下の子が魚の美味しさに目覚めたらしく、よく食べるようになりました☆離乳食の頃は全然食べてくれなかったのにと感動しています。せっかくなので、この機会に海で生きている動物たちのことも学んで欲しいなーなんて思っています♪
海で生きている動物たちが学べる場所と言ったら、やっぱり水族館ですよね!種類もたくさん見られるし、実際に泳いでいる姿を間近で見られるのも魅力的なところです。そして、目玉イベントと言えばイルカショーです♪
イルカショーといっても、水族館ごとに魅力が違います。これまでもいくつかご紹介しましたが、今回はマリンピア日本海のイルカショーについて調べてみました☆
マリンピア日本海のイルカショーは見ながら学べる!
様々なイルカショーがありますが、マリンピア日本海の場合は学べるショーと言えるところが大きな魅力です♪イルカの種類の紹介から、イルカの体には鱗(うろこ)がないこと、歯の形、ヒレの違い、鼻の位置、オスとメスの違いなどをイルカの動きにあわせて説明してくれるので、詳しく知ることができます。
実は、ショーの途中であえて音楽を止め、イルカの出す音を聞きやすくしてくれているんです。みんなに聞こえるようにという工夫が感じられますよね!ショーの内容は、より詳しく、よりわかりやすくを求めて、年々進化させているので、一度行ったことのある人でも新たな発見をするかもしれません。
チャンスは5名に増加!運が良ければ触れて学べる!
解説があるだけでもわかりやすさは増しますが、実際に触れることができたら触感がリアルにわかるし、近くで観察することができるので、もっと理解が深まりますよね。マリンピア日本海では、ショーを見ている人の中から選ばれた代表者が実際にステージ参加をすることができます☆
ちょっと残念なのは、イルカショーに参加した人がイルカに触れられるようにあらかじめ予約することはできないことです。代表者はショーの間にスタッフが観客席にて希望者を募り、その場で選ばれるんです。これだと、選ばれるかどうかわかりませんよね。
でも、少し前までは3名だったところが、5名まで増えたので以前よりチャンスは増えました♪また、口コミをみると、夕方の回は比較的観覧人数が少ないようなので、選ばれるチャンスが高くなるみたいです。触りたい!という人は夕方の回がオススメですね☆
代表者がイルカとする内容も様々で、ヒレを直接触ったり、歯を触ったり、合図を出したりと色んなパターンでやるようです。ステージに参加できるかどうかも、ステージで何を体験できるかもその時までのお楽しみなので、ハラハラドキドキしちゃいますね☆
そして、イルカに触ったり、合図を出したりしたあとは必ず感想が聞かれます。ステージに参加できなかったとしても、触った人の生の感想が聞けるので、どんな感じなんだろう?を想像しやすいのではと思います。
学べるイルカショーは1年中見られる!
引用元:マリンピア日本海 公式HP イルカQ&A より
マリンピア日本海のイルカプールはショープール・ウェイティングプール・ホスピタルプール・屋内プールと4つあり、全てのプールが一列につながって構成されています。また、全てのプールを日常的にトレーニングや健康管理で使用しているようなので、イルカへの負担も少なさそうですね。
イルカショーは、春~秋にはショープールのある屋外のドルフィンスタジアムで、冬は屋内プールにて開催しています。ドルフィンスタジアムの観客席には屋根がかかっているので、大雨や強風時以外は雨に濡れることはありません。
- 春~秋:ドルフィンスタジアム
- 冬:屋内プール
※天候や人数によって変更あり
もし、台風など悪天候の場合でも屋内プールで行うことがあるようです。ショーを見られるところが屋外と屋内それぞれにあるから、天候に関わらず、通年毎日開催できるんです♪これなら、急に天気が悪くなっても安心ですね☆
冬場は屋内プールで開催するとは言いましたが、冬期間でもお客さんが多い場合は屋外のドルフィンスタジアムで行うことがあるそうです。もし、冬場にいくのなら、屋内でも防寒はしっかりしていった方が良さそうです。
イルカショーが見られる時間はいつ?1日に何回やっているの?
イルカショーは1回につき、約15~20分の構成となっており、通年毎日開催していますが、1日の開催時刻と実施回数は曜日によって異なります。行く日は何曜日だったかなーを確かめてから、時間をチェックして計画を立てましょう♪
- 平日・土:11:00/12:30/14:00/15:30 (4回)
- 日・祝日:10:30/11:30/13:00/14:00/15:30 (5回)
イルカ屋内プールは、繁殖への取り組みのため16:30に消灯し、閉め切ってしまうようです。ドルフィンスタジアムでは荒天時以外は通常通り見ることができるようですが、時間には気をつけたいところですね。
イルカショーで人気のある席はどこ?
引用元:マリンピア日本海 公式HP 館内マップより
イルカショーといえば、多少の水しぶきはつきものですよね。マリンピア日本海のイルカショーでも後半はダイナミックなジャンプが見られるので、前列だと濡れることがあります。濡れる席かどうかは柱のサインの他にシートがオレンジ色にすることで区別されています。
ただ、口コミをみると、前から4列までは濡れることもあるようです。また、最前列だから必ず濡れるわけでもなく、案外濡れなかったなんてことも・・・。濡れるか濡れないかは運任せかもしれません(笑)どうしても濡れたくない!と言う人はカッパやタオルを用意していくと安心かもしれませんね。
前列は濡れてしまうかもしれないデメリットはありますが、なんと言ってもプールに近いのが魅力的です♪プール内の水までは透明ではありませんが、プールの壁は透明になっており、間近で泳ぐ姿が見られるので、迫力がありますよね。子どもたちもきっとテンションが上がること間違いなしです☆
一方、後ろの席は広く見渡すことができます。迫力の面では多少劣るものの、ステージが見やすいので、ステージ上にあがったイルカをよく見ることができます。また、全体も見れるので、数頭のイルカが見せるパフォーマンスを一望できるのも魅力的です。
口コミをみると、「開始時間を確認しないで行ったら前列は埋まっていて座れなかった」というコメントがある一方で、「開始ギリギリに入ったら、前列しか空いてなかった」というコメントもありました。
時間帯や曜日によって席の埋まり状況は変わってくるようなので、前列席の空き状況は読めないところです。ですが、ショー全体が見渡せて、濡れることのない中央席が埋まりやすいのは間違いないようです。
結局どこに座るといい?特等席はここだ!
席についての情報を色々と書きましたが、結局どこに座ったらいいの?と迷っちゃいますよね。ステージにイルカをあげて説明するから、ステージは見えた方がいいけど、間近で見られたら子どもたちは喜びそうですしね。
私みたいに遠出旅行だったらちょっとくらいなら濡れてもいいけど、びしょ濡れは避けたいかなと思うし、前列って迫力あるけど、もしかしたら、子どもたちの座高ではステージが見えにくいかもなんて心配もあります。
学べるショーを堪能できる席ですが、私だったら前から3列目あたりの中央席がいいかなーと思いました☆ここなら、前列に近いのでプールの中のイルカも見やすく、最前列よりは目線が高くなる席なので、ステージも見やすいと思います。
また、中央席は全体を見渡せるので、ショーを見逃さず楽しめます。それに、4列目までは濡れるかもしれない席なので、濡れるかも~とドキドキしながらショーを堪能できちゃいます☆これなら、子どもたちもより楽しめると思います♪
もし、濡れたとしても最前列ほどは濡れないと思うので、遠出旅行の人でも安心して見ることができます。そんなわけで、どの席に座ろうかなーと迷ったらぜひ、参考にしてみてくださいね。
ドルフィンスタジアムは予約ができる!と思っている人もいるようですが、実は予約ができるのは食事スペースとして利用するときだけなんです。イルカショーを見るための予約はないので、好きな席を選びたい!と思ったら開始30分前には向かいましょう☆
マリンピア日本海では2種類のイルカに会える!
ひと口にイルカと言ってもたくさんの種類がいますが、マリンピア日本海ではハンドウイルカ3頭とカマイルカ4頭が飼育されています。この2種類のイルカの違いについては登別マリンパークニクスは2種類のイルカで演技!を参考にしてくださいね☆
- キャンディー(1988年捕獲): 30才程度以上
- ラン(2000年捕獲):20才程度以上
- アイ(2000年捕獲):20才程度以上
【カマイルカ】※全頭、愛称なし
- (オス):(2000年捕獲):20才程度以上
- (メス):(2007年捕獲):13才程度以上
- (メス):(2015年捕獲):20才程度以上
- (メス):(2015年捕獲):4才程度以上
※年齢は全て推定年齢(2017年現在)
マリンピア日本海のイルカたちは全て野生からやってきたため、正確な年令はわからないそうです。捕獲時の大きさから、飼育年数+2~3才程度以上と推測されるため、捕獲年が違っていても同じ年令のイルカもいるんですね。
ハンドウイルカ?バンドウイルカ?
『ハンドウイルカ』は『半道海豚』と書き、アクアパーク品川イルカショーに登場するイルカは3種類で紹介したように大きさがクジラとイルカの中間で、中途半端であるため、昔から中途半端を意味する半道を使って呼ばれていたことが名前の由来と言われています。
一方で、『バンドウイルカ』は1957年に海獣研究家の西脇昌治氏が提唱したことが由来だそうで、漢字も『坂東海豚』と書くようです。どちらも間違いではないのですが、動物園や水族館などを中心に『バンドウイルカ』と呼ばれることが多くなったみたいですね。
マリンピア日本海では、職員が地域生物や展示生物についての研究活動を実施し、各種学会や研究会、学会誌などの専門雑誌で発表しています。そのため、水族館ではあるものの、生物学の世界で使われやすい『ハンドウイルカ』を使っているのではないかなと考えられます。
ちなみに、日本の歴史を遡ってみると江戸時代の書物には既に『ハンドウイルカ』は登場しているんです!古くから見ることができたからこそ、現在の水族館で最もよくみられるイルカでもあるのかもしれませんね☆
また、『ハンドウイルカ』の由来には諸説あり、歌舞伎用語で「三枚目」を意味する「半道」からくるという説もあるようです。「中途半端」を意味する「半道」だとしても歌舞伎の「半道」だとしてもちょっと可哀想な由来ですよね(汗)
まとめ
- マリンピア日本海のイルカショーは学べるショー!
- イルカショーは通年で毎日見られる
- 中央席は埋まりやすく、好きな席に座るには30分前には入場した方がいい
- イルカはハンドウイルカとカマイルカの2種類
マリンピア日本海のイルカショーは、ほかのイルカショーと違って学べるショーとなっているので、見て楽しむだけじゃなく、勉強にもなるところがいいですよね♪
イルカショーを見て、マリンピア日本海をたっぷり楽しんだ後はぜひ、周辺にあるあまーいジェラートを食べて一息ついてみてくださいね。