那須ハイランドパークといえば?と聞くとほとんどの方が「ジェットコースター!」と答えるでしょう。
それほどまでにパーク内にはたくさんのジェットコースターが待ち構えているのですが、中には普通とは少し違う新感覚のお化け屋敷があるんですよ。
今回はそんなお化け屋敷…その名も「狭苦しい家(せまくるしいや)」をご紹介しちゃいます!
那須ハイランドパークのお化け屋敷「狭苦しい家」とは?
那須ハイランドパーク内にあるお化け屋敷「狭苦しい家」は何が新感覚なんでしょうか?
皆さんが「お化け屋敷」と聞いてパッと想像するのは、暗い空間をおそるおそる歩いていく中でたくさんのお化けや仕掛けに驚かされて…なんていう地獄絵図ですよね。
今回紹介するこのお化け屋敷は、どちらかというと怖さはあまりありません。むしろ緊張感やスリルをこれでもかというほど味わえるアトラクションになっています!
もうこの時点でどういうこと?となりそうですよね。お化け屋敷と言ったら怖くてストーリー性のあるものがほとんどだと思います。病院とか学校とか…色々なストーリーや設定がありますよね。
この「狭苦しい家」は一体どんなストーリーなんでしょうか?
ある日の学校帰り、私の下駄箱に一通の手紙が入っていた。「きょう、僕の家に遊びにおいでよ。」宛名は同じクラスの狭狂(せまくる)くん。あれ?狭狂くんなんて名前の友達、クラスメイトいたっけ?
果たしてこれは夢か現実か、あなたもフシギな狭狂くんの家に遊びに行こう。
学校の下駄箱に手紙なんて入ってたら「ラブレターかな!?」ってドキドキしちゃいそうですが、今回は違ったようです(笑)
ともかく、このアトラクションは私を招いてくれた狭狂くんの家で繰り広げられるミッションクリア型かくれんぼアトラクションなんです!
かくれんぼしながら進むアトラクションなんて初めて聞いたよ!って人も多いのではないでしょうか?これは目新しさに期待が高まりますね。
友だちの侵入を良く思っていないクラスメイト?のこわ〜い家族に見つかることがないよう部屋のいろいろな場所に隠れていくのですが、隠れる場所や隠れるタイミングで獲得できる得点が変わります。
獲得できた点数によっては、景品としてパークオリジナルのステッカーが手に入っちゃうんです!これは記念にゲットしたいですよね。
「狭苦しい家」の基本情報
他にはないドキドキするアトラクションって言われると行ってみたくなりますよね。そこで気になる料金などをまとめてみました。
- 料金:1人800円(※ファンタジーパス利用可能)
- 定員:6名3組まで(1人でも入場可能)
- 身長制限:なし
- 年齢制限:小学生未満保護者同伴
ネタバレ注意!那須ハイランドパークのお化け屋敷ではどんなことが起こるの?
「狭苦しい家」がよくあるお化け屋敷とは何やら様子が違うということが分かっていただけたかと思います。それでは、具体的にこれはどういったアトラクションなのかご紹介していきましょう!
「狭狂しい家」楽しかった。かくれんぼとはなかなか良いセンスのゲームだと思う。#オバケン#那須ハイランドパーク pic.twitter.com/cIGeODw0fP
— YOSHIKI (@yoshiki_park) November 2, 2019
アトラクション会場につくと建物に入ってすぐのところに受付があります。入ってみると分かるのですが、受付は学校の教室のような内装になっているんです。
まぁまぁ、それはここからの展開を見ていただければスッキリしますよ。
受付が済んだらいよいよ奥の扉をくぐりクラスメイトのお家へ。…と思いきや現れるのは学校の玄関。下駄箱がずらっと並んでいるのが想像できるでしょうか?
よく見ると(すぐに分かりますが)、自分の靴が入っているところに手紙が入っています。ここでモニターを通じてストーリーと詳しいルール説明などを知ることができます!
皆さんはこの時点でしっかりルールを理解しておきましょう。ではそのルールとはどんなものがあるのでしょうか?今ここで予習しちゃってください!
- ルール説明をしっかり理解してからスタートしましょう。
- 2人1組で入場し、しっかりお互いの手を握っておきましょう。
- 1組ごとに渡される「お守り」は2人の手の間に挟んでおきましょう。
- 家の中で見つかりそうになったら必ず隠れましょう。
- 一度通った道を引き返すのはやめましょう。
お守りは2人の手の間に…と書いていますが、もちろんお一人での入場も大丈夫ですよ。
隠れる場所やタイミングで得点は変わっていきますが、見つかってしまったら減点されてしまいます。ギリギリまで難しい隠れ場所を探すくらいだったらすぐに隠れてしまったほうがいいかもしれませんね。
ルールが理解できたらいよいよ次の場所へ。学校の玄関を出ると狭狂くんの家までの道が再現されており、自分の足で家まで向かうことになります。
そう、ストーリーの場面が体験できるよう完全に再現されているんです!受付が教室だった理由もこのあたりでハッキリしてきませんか?
美術の作り込みのすごさもこのアトラクションの評価を高める理由の一つになっているんですよ。この世界観にしっかり入り込めるような仕掛けがたくさん用意されているので、皆さんは期待値をグーンと上げて挑戦してみてくださいね。
いよいよ家に到着!
家ももちろん外観からしっかり作り込まれており、庭や門のトビラだってしっかり再現されています。
玄関から中に入ると目の前には長い廊下(ろうか)があり、そのまま奥へ突き進んでいき最初の部屋を目指してください。
ちなみにこの廊下は、天井が奥にいくにつれて低くなるよう設計されていて、目の錯覚で実際よりもなが〜く続いているように見えるんです。芸が細かいのも人気の理由なんですよ。
このアトラクションでは全部で4つの部屋があり、それぞれの部屋で3つほど隠れる場所が用意されています。
隠れられる場所のそばには必ず決まったマークが記されていて、隠れる前に渡されたお守りをそのマークにかざすと、「隠れた」と判定されるようです。
マークにかざすのを忘れると永遠に得点にならないので、そんなもったいないことが起きてしまわないように覚えておいてくださいね。
このアトラクションで獲得できる最高得点は1,000点なのですが、オリジナルステッカーをゲットするには満点をとる必要があります。
また、隠れる以外にももうひとつクリアするための大切なミッションがあります。それは各部屋に隠された数字を見つけるというもの。見つけた数字を最後の部屋で使用するので、ちゃんと最後まで覚えておいてくださいね!
そんなの難しいよ!と感じる人もいると思いますが、ファンタジーパスを持って入れば何度でも挑戦できるので、隠れるタイミングなどはコツをつかめるまでたくさん挑戦してみましょう!
那須ハイランドパークのお化け屋敷を体験した人の口コミは?
狭狂しい家
オバケンのイベント史上、最も造形が良くて本当に凄すぎる。お化け屋敷の中に家がありました。本当に家。住める。好き。あ、ヘルシップもやや残ってました。
【エンタメ感想】狭狂しい家 – queuenakano’s blog https://t.co/dfYYs8F8h1 pic.twitter.com/M2ssj77lKE
— 中野キュー (@queuenakano) October 21, 2019
「狭苦しい家」は2019年7月20日に登場しました。お化け屋敷って全国にたくさんありますが、だからこそ新しくオープンするとなるとより新しいアイディアが求められます。オープンして日が浅いので、実際にプレイした人の感想も気になっちゃいますよね。
そんな怖がりパパさんのために、実際にこのアトラクションで遊んだ人たちの口コミを集めちゃいました!
- けっこうドキドキした!目標の点数以上取れたので良し笑
- これはめちゃくちゃ良い!造形凄かった!なんだこれ!家じゃん!なんとなんと!
- 探索中心なので探索いっぱい頑張ってクリア出来ました!1番好きな場所は廊下だったので是非見てほしい!
- 「怖い」というより「不思議」な世界で、子供でも楽しめるよ。
怖かったという感想はあまりなく、ドキドキしたという感想がたくさん見られました。
ホラーのような怖いものが苦手な人も、もちろんホラー好きの人も同じだけ楽しめるので素敵ですね!
那須ハイランドパークにはドキドキする人気のアトラクションがたくさんありますよ。ぜひこちらも読んでみてくださいね。
那須ハイランドパークのお化け屋敷の混雑状況は?
一年を通して見てみると、混雑するのはパーク自体に人が集まる夏休みや冬休み(年末年始)のようです。
特に昼前後は混雑します。待ち時間無く遊びたいなら平日の朝一番が狙い目です!
怖さは少ないとはいえホラーアトラクションなので、怖がりな人は明るいうちに挑戦しておくと終わって建物から出たときに安心できますよ。
また、アトラクションの所要時間が10分ほどと他よりも長めに設定されているので、どのタイミングで遊ぶのかは事前にある程度決めておきましょう!
たまにスタッフさんから「お時間大丈夫ですか?」と声をかけられることがあるみたいです。
混雑情報はこちらの記事でも詳しく説明しています。気になる人はぜひ読んでみてください!
那須ハイランドパークのお化け屋敷をプロデュースした「オバケン」って何者?
https://twitter.com/hiyococoro/status/1211988919341875201?s=20
今回紹介している「狭狂しい家」が注目されている理由は斬新なアイディアのほかにもうひとつあります。
それは「オバケン」がプロデュースしているということ!お化け屋敷好きの中では有名なオバケンさんですが、一体何者なんでしょう?
もともとは東京方南町の静かな住宅街でオープンしたお化け屋敷なんです。もちろん今でも運営されていますが、そこからどんどん事業を拡大しています。
怖さのレベルを注文できて何度も来たくなるストーリー構成など、いろんな点で次々と斬新なアイディアを生み出し各種メディアで取り上げられているんですよ。
ホテルを丸ごと使った宿泊型のお化け屋敷「オバケンホテル」をプロデュースしたときは一泊平均25,000円という決して安くないお値段だったにも関わらず4倍の確率で抽選になるという人気っぷり!
他にはサンリオピューロランドやワンピースタワーとコラボレーションしたお化け屋敷もプロデュースしているなど活動の幅をどんどん広げていますよ。
ハロウィン限定でオープンした「獄(ごく)狭狂しい家」
獄狭狂しい家クリアしてきました( ^ω^ )
オバケン常連の強い方達が一緒だったので、1回でクリア出来ました!
いやー、獄狭狂しい家めちゃんこ面白い!
これがフリーパス+500円で楽しめるとか最高かよ!
それと写真2枚目のハロウィンめっちゃ楽しみ!
最低でも2回は行くので年パス買った。 pic.twitter.com/ApqAh3kLsv— おーきさん(邪神) (@ooki3dazo) August 17, 2019
クラスメイト(?)の狭狂くんが持っている人形「クランプ」から逃げるアトラクションが、ハロウィンの時期に那須ハイランドパークでオープンしていました。
血まみれのうさぎの人形…というだけでかなり怖いですが、そんなうさぎから隠れたり逃げたりしながらミッションをクリアしていくというもの。
もちろんこちらもオバケンがプロデュースしており、本来の「狭狂しい家」よりも怖さが増しています。ホラー苦手な人は注意してください!
こちらは評判がとても良かったので、ハロウィンが近づいてきたら開催してほしいですね。
まとめ
- 「狭狂しい家」は他にはないかくれんぼ型ホラーアトラクション
- チケットは1人700円(ファンタジーパス利用可能)
- ストーリーはもちろん美術の作り込みがすごい
- 家族に見つかる前に家の中のいろんな場所に隠れて得点をゲットする!
- プロデュースしたのはお化け屋敷好きには有名なオバケン!
今回はお化け屋敷好きの中では有名なオバケンがプロデュースしている那須ハイランドパークのお化け屋敷「狭狂しい家」をご紹介しました。
たくさんのホラーイベントに関わっているオバケンの世界観が炸裂(さくれつ)した、何もかもが作り込まれた怖くないけどドキドキするお化け屋敷、ぜひ一度挑戦してみてくださいね!