富士急ハイランドといえば、「ド・ドドンパ」や「ええじゃないか」など、一度聞いたら忘れられない、おもしろいネーミングセンスの乗り物で有名ですよね。今回は、そんな大人気アトラクションのひとつである「テンテコマイ」という乗り物をご紹介します。
なにやらバタバタと忙しそうな名前のこちらのアトラクション、実は子供から大人までみんなが楽しめる、ある仕掛けがあるんです。今回は、気になる混雑状況や料金、チケット情報などと合わせてご紹介します!
富士急ハイランドの大人気アトラクション、「テンテコマイ」って?
テンテコマイは、富士急ハイランドにある人気アトラクションのひとつ。高さ32メートルの上空で大回転するスリルいっぱいの動きに、子供から大人まで誰もが夢中になってしまう人気アトラクションです。まずはそんな「テンテコマイ」の魅力を徹底解説しちゃいます!
テンテコマイの基本情報
まずは公式HPの情報をチェックしてみましょう。
絶叫ポイント:★★★★
絶景ポイント:★★★
回転ポイント:★★★★
身長制限:130cm〜
年齢制限:〜64才※小学生未満のお子様には中学生以上の付添者の同伴が必要
所要時間:3分
引用元:公式HP
なんと、回転度に加え絶叫度も星4つ!これはなかなか期待ができそうですね。お子様の年齢制限はないので、身長制限さえクリアできれば家族みんなで楽しめる!というのもポイントです。
テンコマイに隠されたある仕掛けとは
まずこちらの写真をみてください。名前だけでなく見た目も特徴的なこちらのアトラクションですが、機体の左右についているものはなんでしょう?気になっちゃいますよね。
今日は、富士急ハイランドに行って来ました(*^_^*)
沢山の方に足を運んでいただけて嬉しかったし
久しぶりに会えた方も沢山いた!「テンテコマイ」が沢山愛される乗り物になりますように…♡
イジリーさんと隣で乗った!笑 pic.twitter.com/ApYsuiAwyw
— 永島聖羅 (@seira_0519n) July 16, 2016
実はこちら、なんと翼なんです!ある仕掛けとはこのことで、実際に自分で操縦することができちゃうんですよ。ただ乗っているだけでなく自分で操縦できるって、なんだかそれだけで楽しさが倍増しちゃいますよね。
操縦はいたってシンプルです。左右のレバーを動かすことで翼が操縦できるんですよ!操縦しているうちに機体が左右にユラユラと揺れだし、上手にタイミングが合えばなんと横回転するんだとか!!
しかし、操縦自体は簡単でも機体の動きを思うように操るのはなかなか難しく、コツがいるようです。まず一回転させるのも難易度が高いですが、一回転した後に翼を傾けて風を味方につけるとこれまた大変!
回転を繰り返すごとにどんどん回転速度も上がっていき、制御がきかない、まさにテンテコマイな状況に!
回転させることでさらに予想できないスリリングな動きを楽しめる、ということもあり、「たくさん回転させたい!!!」とついついハマってしまうリピーターも多いんです。家族みんなで、何回まわったか競争するのも楽しそうですね。
はじめてでもこれで安心!とっておきのコツを伝授!
どうせなら子供たちにかっこいい姿を見せたい!父親の威厳を保たなければ!!そんなお父さんにこっそりコツを伝授しちゃいます。前もってチェックしちゃいましょう。
こちらは富士急ハイランド公式のチャンネルから配信されている動画です。やはり、翼を切り返すタイミングがとっても大切なようですね。風の抵抗を強く受けますが、次の日の筋肉痛を覚悟して思い切り操縦しましょう。
いやいや、本番はそう簡単ではないかもしれませんよ。今のうちにばっちりイメージトレーニングしておきましょう!!
実際にみんなはどれくらい回れるの??
ぐるぐるとたくさん回転させるにはなかなかコツがいるらしく、回転数もそれぞれのようです。
実際の口コミをチェック!
- 富士急テンテコマイ、31回転!前回の0回転の雪辱を晴らせた!!うれしいー!
- テンテコマイは回転0でした、怖い。次行ったら回したい。
- テンテコマイ、61回転して同じスコアのごつい外人と固い握手を交わした。
- テンテコマイ33回転だった。100回とか意味がわからん
挑戦した人々の感想をチェックしてみると、なかなか難しそうな様子ですね。初めて乗る人は0回で終わってしまうなんてこともあるようです。
待ち列では操縦する際のコツがモニターで流れるので、しっかりチェックしてイメージトレーニングすることをオススメします。
最高記録が気になる!
2020年1月の時点で、最高回転記録はなんと115回!1秒間に0.6回以上も回転する計算になります。相当やりこんでいるリピーターさんなのかもしれませんね。
ところで、「ぐるぐる回りながら100何回も回転数を数えるの?操縦に精一杯で数えてる余裕なんてないんじゃない!?」なんて思った方もいるかもしれません。でもそこは安心してください。
荷物置き場に回転数が表示されるモニターが設置されているので、終了したあとに自分の回転数を確認できるんですよ。なんとも親切な仕組みですね〜!
絶叫系があんまり得意じゃないから心配・・・
絶叫系がそもそも苦手で、ぐるぐる回ったり急降下する激しい乗り物はちょっと・・。絶叫ポイントが★4つはちょっと不安・・・。そういう方にこそ、あえてテンテコマイをオススメします!
二通りの楽しみ方ができるのがテンテコマイ!
翼を使って左右にふらふら、風の力で勢い余って連続大回転!テンテコマイの周辺では、このように最高回転数を目指して挑戦する人たちの悲鳴が響きわたっているようですが、安心してください。
自分で機体を操縦できるということは、すなわち機体の動きをコントロールできるということ。激しい動きが怖い!という方は、翼を動かさずにまっすぐに保ったまま、優雅な空中散歩を楽しんじゃいましょう。
テンテコマイの気になる混雑状況は?待ち時間と合わせてチェック!
ここまででテンテコマイの魅力をご紹介してきましたが、実際に遊びに行くとなると混雑状況なんかも気になってきますよね。富士急ハイランドは、絶叫マシン大好きな人々がこぞって集まる大人気遊園地です。
とくに土日や夏休み期間は大混雑するようで、アトラクションでは長い待ち時間が発生することもしばしば。
せっかくの家族でのおでかけ、待ち時間も事前にばっちりチェックしておきましょう。完璧なスケジュールをたててパパとママの株をしっかり上げちゃいましょう!!
ズバリ、待ち時間はどれぐらい?
富士急ハイランドには、「ええじゃないか」や「FUJIYAMA」など、だれもが一度は名前を耳にしたことのあるほどの大人気アトラクションがいくつかありますが、そのような乗り物に比べてテンテコマイは比較的スムーズに乗れることが多いようです。
空いている日では15分〜30分ほど、土日や祝日、また、夏休みの時期など、園内が非常に混雑する日ではだいたい1時間ほどの待ち時間になる傾向があります。
平日などの園内が空いている日を狙って行けば、15分ほどの待ち時間で乗れてしまうこともあるので、目標の回転数を狙って何度も挑戦する、なんて楽しみ方もアリですね!!1日でコツをマスターしてしまうなんてこともあるかもしれません。
待ち時間を絶対回避できるワザがある!?
家族での楽しいおでかけ。せっかくの大切な時間を待ち時間に使うなんてもったいない!サクサク効率的に楽しんで、1日を目一杯たのしみたい!!だけど平日は仕事があるし、子供たちも学校が・・・なんて方も多いと思いんじゃないでしょうか。
そんな方に向けた、ある特別なチケットがあるんです!その名も「スマート絶叫優先券」。なんとこちらのチケット、事前に購入しすることで、どんなに混雑している日でも待ち時間ほぼなしで乗ることができるんです!
①まずは富士急ハイランドへ遊びに行く日、テンテコマイに乗りたい時間帯を決める。
②公式HPの絶叫優先券のページにアクセスして該当ページから買う。または、当日園内のチケット売り場で購入!
③当日、乗り物券またはフリーパスと合わせて絶叫優先券を提示する。
④優先的に乗り物に乗れる!!
こちらの絶叫優先券、事前に購入するということがまずポイントとなってきますが、3日前の正午から、実際に乗り物に乗る30分前までの購入が可能です。ただ、日によっては売り切れになることもあるので、乗る時間帯が決まり次第、余裕をもって早めに購入することをオススメします。
お値段は季節によって異なるため、事前に公式HPからチェックしてみましょう。乗り物に乗るためのチケットの他に購入する必要があるので、ちょっと贅沢なお値段になりますが・・・、ここぞ!というときに購入すると賢くサクサク楽しめちゃいますよ!
料金やチケットの購入方法についても忘れずチェック!
楽しむポイントはこれで完璧!早速家族みんなでテンテコマイを楽しみに行っちゃうぞ!と意気込んでいるお父さんお母さん。当日スムーズに過ごすためにも、チケットの購入方法や料金を事前に確認しておきましょう!
まずはここをチェック。気になる料金、購入方法は?
まずはじめに押さえておきたいのが、富士急ハイランドは入場料自体はかかりません。そのため、乗りたいアトラクションごとのチケットもしくは一日券などのフリーパスを購入する、ということになります。
乗り物ごとにチケットを購入したい!
他に乗りたいアトラクションがない場合や、短時間にいくつか乗るだけでいい!といった場合は乗り物ごとにチケットを購入するのがオススメです。公式HPの、アトラクション料金のページに各乗り物の料金が記載されているので確認してみましょう。
ひとつ注意点ですが、こちらのチケットは、時期によって料金の変動がある乗り物があるんです。テンテコマイもそのうちのひとつ。事前に料金をチェックして計画を立てるのがよいかもしれません。
参考までに、現在(2020年1月末)は冬季料金として1,200円と設定されています。
丸一日とことん遊びたい!夕方以降サクッと楽しみたい!どんなチケットがあるの?
丸一日遊びたい日は「1日フリーパス」を、午後からサクッと遊びたい場合は「アフタヌーンパス」を!というように、富士急ハイランドは、その日の過ごし方によってぴったりのチケットが選べるんです。
料金などは公式HPに記載があるので確認してみてください。種類が多く、使う用途や購入の仕方もさまざまなので、ここはしっかりチェックすることをオススメします!
どこで購入できるの?
チケットは、園内のチケット売り場で購入することができます。購入窓口はこちら。
引用元:公式HP
当日焦らないためにも事前にチェックしておくと安心ですね。
また、当日は遊びに集中したいから、チケットは前もってしっかり準備ておきたい!なんて方には事前購入がオススメ。公式HPから購入方法などが確認できるのでチェックしてみましょう。
過去にはこんなイベントも!?
最高回転数を狙って、思わず何度も夢中で挑戦したくなるテンテコマイですが、以前にはイベントが行われたこともあったんです。2020年1月現在はとくに開催されていないようですが、過去のイベントの様子をチェックしてしまみました!
気になるイベントの内容は?
平成29年3月に開催されたのは、その名も「みんなでテンテコ回転チャレンジ」。一度に乗車した全員の回転数に合わせ、商品をゲットできる!という内容でした。
キリ番賞 ( 10・20・30・・・90回転):テンテコマイステッカー
超キリ番賞(100・200・300・・・900回転):ふじやま温泉入館券
超ゾロ目賞(111・222・333・・・999回転):富士急ハイランドフリーパス
富士急賞 (1,000回転):テンテコマイステッカー、ふじやま温泉入館券、富士急ハイランドフリーパス、テンテコマイ法被(はっぴ)
このように、なかなか豪華な商品だったようです。中でも、テンテコマイ法被をゲットして次回来園時に着ていくと、優先的にテンテコマイに乗車できる!と行ったユニークな内容の商品もありました。
それにしても、富士急賞の1000回転ってなかなかすごい数字ですよね。テンテコマイは24人乗りなので、一人41回以上の回転が求められます。
残念ながら、こちらのイベント中に富士急賞が出ることはなかったようですが、いつもに増して大盛り上がりだったようです。
今後また開催されることを期待して、今のうちに練習しておくのもアリかもしれません!
そっくりな乗り物があるってほんと!?
実は、「テンテコマイとそっくりの乗り物がある!!」との情報が。
それがこちら。神奈川県のさがみ湖リゾート プレジャーフォレストにある、極楽パイロットです!
極楽パイロット、午後からずーっと運休でした。多分閉園までこのままかな。1回乗れたし回せたし満足っちゃあ満足。 pic.twitter.com/nezjvp2kik
— どどんぱ (@ttd22q) July 16, 2016
青い色のテンテコマイとは対照的に、赤の派手な色が目立つ乗り物です。楽しみ方はまさにテンテコマイそのもの。翼を操縦し、機体を回転させます。
最高高度が地上22m、最高速度は時速30kmと、テンテコマイに比べると優しめな設計です。プレジャーフォレストに行った際はぜひ乗ってみたいですね!!
まとめ
- テンテコマイは操縦型のアトラクションです。
- 最高高度32m、時速40kmで旋回する機体に乗って、スリル満点な時間を過ごすことができます。
- アトラクション料金は時期によって異なります。冬季料金は1200円。
- 身長が130cm以上、64歳以下であれば乗ることができます。
テンテコマイはその名の通り、右へ左へ、慌ただしく予期できない動きが魅力のアトラクションです。自分で操縦して最高回転数をめざすのがオススメの楽しみ方。
コツを掴むのは難しいですが、何度もチャレンジして最高回転数を目指しましょう!家族みんなで盛り上がれること間違いなしですよ!