那須サファリパーク名物★ライオン・ホワイトライオン・トラ

いきなりですが、サファリパークって行ったことがありますか?動物園なら子どもの時に遠足や家族旅行で一度は行ったことがあると思います。でもサファリパークは動物園とはちょっと違った楽しみ方が出来る場所なのは知っていましたか?

サファリパークと聞くと、私はポケモンの初期のゲームで野性のポケモンが捕まえ放題のサファリパークがあったことを思い出してしまいます(笑)なかなかいいポケモンが出て来てくれないんですよね。出て来たとしてもすぐ逃げちゃう。

ポケモンは出て来ませんが、現実にサファリパークに行くことは出来ます★栃木県にある那須サファリパークはバスやレンタカー・自家用車で近くまで行くことが出来て、珍しい肉食動物や草食動物たちを間近で観ることが出来ます!すぐ近くまで寄って来た動物にエサをあげながら楽しむ体験型サファリパークなんです。

きっと子どもたちも間近で普段観ることが出来ない動物たちの素顔に大興奮だと思います☆大人は運転しながらヒヤヒヤですが・・・

ここには約70種700頭羽の世界の野生動物が主に放し飼いで、普段観ることの出来ないレアな肉食動物たちが暮らしています。

今回はその肉食動物たちに焦点を当てて、見所を紹介したいと思います☆


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動物園とサファリパークの違いって知ってますか?

まず、動物園とサファリパークの違いってご存知ですか?動物を観る事が出来る施設なのは確かだけど、イマイチ違いが分かりませんよね。実は動物園・サファリパークと呼ぶにはこんな基準があったんです。

2つの違いは観る視点にあった☆

動物園は、世界各地から集めた動物たちを飼育して、生きたまま展示して一般の人たちが生態を見る事ができる施設の事です。

日本では博物館の一種とされていて、お馴染み水族館や植物園もここに分類されます。調査や研究にも役立てられていて、保護や繁殖なども行われています。一般的にはライオンやパンダ・ゾウなど比較的大型の哺乳類が多く、水族館でなくてもペンギンなどの鳥類、ワニなどの爬虫類も展示されています。

ではサファリパークはというと、動物園の形態の一つですが、放し飼いされているエリアにバスや車で入る事が出来て、より自然に近い状態を間近で観る事が出来る施設の事を言います★日本国内には、10ヶ所のサファリパークがあるそうです。

キリンやシマウマなどの草食動物と、ライオンやトラなどの肉食動物はエリアが分けられていて、施設側が用意した専用のバスや車を利用するものと、自家用車でそのまま観覧を楽しめるものがあります。

簡単に言うと、動物園は人間たちが作ったお家(檻)の中に動物たちが生活していて、私たちがそれを外から見に観る事になります。サファリパークは、自然の中に生活している動物達(もちろん安全対策の為に柵はあったりしますが)のお家にお邪魔して、うちの中から見せてもらう感じです。

そんなに違いはないように思いますが、視点が真逆ですね。檻の中からだと遠く感じる事もあるので、車内からすぐの場所に動物達が生活しているのは迫力があって見応え抜群です★


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那須サファリパークの肉食ゾーンでは何が見られるの?

ここ那須サファリパークは東京ドーム10個分もの広さがあって、車の中から間近に見るライオンなどの肉食動物を目の前で観る事が出来ます!では、何の肉食動物が観る事が出来るのか紹介します♪

集団で生活するアフリカライオン

肉食動物のゾーンで放し飼いにされているライオンはアフリカライオンという種類で、体長160~250㎝・尾長75~100㎝・体重150~260kgもあります。ライオンってトラと並んでネコ科最大の動物なんです☆

日本人女性の平均身長が158㎝くらいなので、少なくとも世の女性達より大きいことは間違いないようです・・・でも体重は約3倍くらいあります。さすが百獣の王です。

映画、ナルニア国物語でもライオンが出て来ますが、人間と並んでいてとても大きかった記憶があります。CGですが(笑)

見た目は私たちが想像するライオンと変わりなく、オスには立派なたてがみがあり、体毛は短めで黄褐色をしています。群れで生活していて、狩りをする際に仲間同士やペアが協力して行います。ネコ科では珍しい習性だそうです♪

アフリカライオン名前
オス:ロム、バロン、アクト、ドーベル
メス:ネイミー、カノ、あんこ、きなこ、たまこ げんき

普段は寝てばかりいるライオンに退屈を感じる方もいるみたいですが、ライオン本来の習性なので仕方ないですよね。私がライオンの立場だったら、本能のままに眠いときは寝てしまうと思うので許してあげてください(笑)

アフリカでは神の使い!?希少なホワイトライオン

芸術品のように美しいホワイトライオン。まだ私はこの目で見た事がありません。アフリカでは神の使いと言われているほど美しいホワイトライオンの生息数は300頭ほど。とっても希少なのには理由があって、彼らの特徴でもある白い色が関係しています。狩りをする際にこの色があだとなり敵に見つかってしまい、なかなか食事に恵まれず餓死してしまうからだそうです。

私たちは働けばお金が貰えて、食品を買う事が出来ます。狩りをしなければ食事も出来ない自然界ではそうはいきませんもんね・・・

氷河期真っ只中だった時代、雪や氷で真っ白な世界でホワイトライオンは敵から身を隠したり、狩りの獲物に忍び寄りやすかったみたいです。そしてこの時の遺伝子が今も受け継がれているため、両親がアフリカライオンのような黄褐色をしているのにも関わらず、ホワイトライオンが生まれる事があるそうです。

2017年にはホワイトライオンの赤ちゃんが公開されていたみたいで、とっても可愛いんです〜!真っ白でふわふわしていて、一緒に記念撮影が出来たみたい。オムツを履いている姿なんて人間の赤ちゃんみたいで可愛い♪

ホワイトライオン名前
オス:サント
メス:リーフ、ルイ

違うサファリパークですが、ホワイトライオンについて紹介している記事はこちら

車内からよく見えなかった人には歩いて周れるサファリウォーク☆

車内からだと動物たちがいる位置や運によって「遠くにいて見られなかった〜」っていう場合があるかもしれません。でもサファリパーク内には歩いて周れるサファリウォークゾーンがあるのです♪

ここではホワイトライオンやキリン・ヒトコブラクダ・サイなどを歩いて間近で観て回ることが出来ます。入り口には草食動物たちのエサ(人参)が500円で無人販売されていますので、購入してエサをあげることも出来ます♪

サファリウォークの出口には手を洗う場所があって、消毒用アルコールも完備♪もし動物を触ってお子さんの手が汚れてしまっても大丈夫です。「手が汚れたら嫌だから子どもに動物を触らせるもが不安」という方も心配ありません☆

ゴミ箱もあるのでゴミの心配もいりませんし、ベンチもあるので疲れたり、お子さんが水分補給する時など、座ってひと休みすることが出来ます♪地面はベビーカーも押せるように平らになっているので、ベビーカーを押しながらでも大丈夫です。

ヒトコブラクダがもし後ろを向いたら、おしっこの合図かもしれないので注意してくださいね〜!おしっこかけられる可能性がありますので、お子様を避難させてあげてください(笑)

サファリウォークの場所はライオンバスの下車ポイントの対岸にあります☆

軽自動車Tantoと変わらない大きさ!?迫力満点のベンガルトラ

ホワイトライオンにも負けずを劣らずの希少なトラがベンガルトラです。ベンガルトラは絶滅危惧種として指定されていて、更なる個体数の減少も懸念されているのも現状です。

体長はオスで250~320㎝・メスは230~270㎝で、尾は体長の約半分ぐらい長くて、体重は、オスが180~230kg・メスは90~180kgほど。背面は茶褐色で、お腹の辺りは白い色をしています。

オスの大きなトラだったら3mを超えるって、もはや軽の車くらいあります。あのcmでお馴染みのダイハツTantoで3.4mらしいので、自動車と変わらない大きさのトラが走って近づいて来たら・・・ヤバいですね(笑)

しかも力がすごく強いみたいで、ツキノワグマなどの凶暴な動物も倒してしまうみたいです・・・

ヒマラヤ山脈地方のベンガルトラは、2000mを超す高地で暮らすこともあり、時には3000mを越える所に住んでいるベンガルトラもいるそうです。木の幹でネコのように爪をよく研ぎますが、ネコ科なのに木には登らないというから不思議ですよね★そして泳ぎは得意みたいです。

こちらはアフリカライオンとは違って、子育てをしている母親以外は単独で行動するみたいです。

ベンガルトラ名前
オス:ケンタ

メス:イオン、ラブ

サファリウォークではベンガルトラの檻の前まで歩いて行くことが出来ますよ♪


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那須サファリパークで貴重なホワイトタイガーが誕生していた★

提供先:那須サファリパーク公式facebook

2015年に那須サファリパークにイオンちゃんとケンタ君の間に生まれたのがマハロ君でした。那須サファリパークのベンガルトラの繁殖が8年ぶりだったのと、なんとマハロ君がホワイトタイガーとして生まれたのでビックリ!イオンちゃんとケンタ君は白ではなく、一般的なベンガルトラの色だったので大変貴重な赤ちゃんになりました。

ハワイ語でありがとうの意味を込めて「マハロ」と名ずけられました♪残念ながら今はもう那須サファリパークから岩手サファリパークに、お嫁さんをもらう為に移動してしまったみたいで観ることは出来ませんが、那須サファリパークに生命の奇跡があったことが感動ですね。

ボルタが岩手サファリパークからお引越し★

金色の毛並みを持つゴールデンタビータイガー(ベンガルトラ)のボルタ君6歳が、岩手サファリパークから移動してきたそうです♪2018年5月30日から那須サファリパークで公開スタートして、ボルタ君にお肉をあげられるイベントがあるみたいです♪

ホワイトタイガーも珍しいんですが、このボルタ君、他では見たことない色をしているんですよ!たてがみもフサフサしていて、ライオンのような貫禄があって、美しいです。肉眼でボルタ君をぜひ観てみたいですね★

ボルタ君 肉やりイベント詳細
期間:6月の毎週・日曜日

時間:午後1時から

値段:500円(お肉3切れ)

毎回10組限定

トラのサファリゾーン展示は、月・水・金はボルタ(オス)、火・木・土・日はラブ(メス)、イオン(メス)となるみたいです♪(7月中旬までの予定)

まとめ

  • 動物園とサファリパークの違いは観る視点
  • 肉食ゾーンで肉食動物を観よう!
  • アフリカライオンはネコ科では珍しく集団で生活する
  • 希少なホワイトライオンを観よう
  • 歩いて周れるサファリウォークで草食動物にエサもあげられて、近くで観られる
  • ベンガルトラの車並みの大きさに注目
  • 過去にホワイトタイガーのマハロが誕生
  • ボルタが岩手サファリパークからやって来た★

赤ちゃんの姿はどの動物ももちろん可愛いのですが、大きくなるとコワモテになる肉食動物の赤ちゃんは特に可愛いですよね。きっとギャップ萌えなんだと思いますが(笑)

あんなに怖い顔のライオンも赤ちゃんの時は子猫みたいで、じゃれている様子を見るとキュン死にしそうになります。飼育員さんに与えられたミルクを上手に飲めない姿とかたまらないですよ〜!

ネコ科というだけあって、大人になっても水を飲む時とかはネコが水を飲む時と同じようにして小さくなって飲むんですよ。それがまたツボです(笑)

ベンガルトラのボルタ君がちょうどやって来たところなので、今旬ですよ〜♪肉食動物を観ること自体が非日常的だと思うので、是非間近で動物たちの生態を観て来てくださいね♪

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