生のフラミンゴを見たことはありますか?私はまだないんです。テレビや本などでフラミンゴを見ることはあっても、なかなか本物を目で見る機会はないですよね。
「動物園で見た事あるよ」って方はいるかもしれません。でもそのフラミンゴ 、踊れましたか?
「フラミンゴが踊れるわけない」そんな声が聞こえてきそうですが・・・踊れるフラミンゴ を私は知っています★その踊れるフラミンゴを見る事が出来るのが、岩手サファリパークです★
美しいピンク色をしたフラミンゴたちが、ワルツやサンバに合わせて踊ってくれます♪しかも今はフラミンゴのショーをお得に観ることが出来るようになったんですよ。
以前だったらこんなにお得にショーを観る事が出来なかったので、この機会に紹介しちゃいます。この珍しいフラミンゴのショーを観ていかないと損ですよ〜!
フラミンゴってどんな鳥なの?
そもそもフラミンゴってどんな鳥なのか知ってますか?なんとな〜く姿かたちは知っているし、写真も見たことがある。でも詳しくは知らないなぁと言うのが本音。私は調べるまで一般的なことしか知らなかったです。
せっかくなので私が得た情報を皆さんにシェアしたいと思います★
動物園に行かれる前に、その動物たちを少しでも知ってから行くと、また違った発見や見方が出来て面白いと思います♪子どもたちや一緒に行かれるお友達に「知ってた〜?」って鼻高々に話せちゃいますよ〜!
フラミンゴは絶滅危機寸前?
フラミンゴといっても他の動物たちと同じように種類があるのをご存知でしたか?私はまずそれを知らなかった〜(笑)
世界には全部で7種のフラミンゴがいます。
- オオフラミンゴ
- ベニイロフラミンゴ
- ヨーロッパフラミンゴ
- コフラミンゴ/コガタフラミンゴ
- コバシフラミンゴ
- チリーフラミンゴ
- アンデスフラミンゴ
同じフラミンゴでも大きさや色などが全然違うんです。全てピンク色なんですが、薄ピンク〜オレンジっぽい色まであって、マニキュアを見ているようでした(笑)
ほら、マニキュアを買いに行ったら色んな種類の色があって、どれも少しづつ色が違ってるじゃないですか。同じピンク色でも、たっくさ〜んありますし♪それみたいに、同じフラミンゴでも種類によって微妙に色が違ってるんです。
残念ながらアンデスフラミンゴやコバシフラミンゴは、日本の動物園にはいないそうです。そして、オオフラミンゴ以外はすべての種が絶滅の危機にあると言われています。
フラミンゴの住んでいる場所や大きさは?
フラミンゴと聞くと南国のイメージをされる方が多いのではないでしょうか??そのイメージ通り、彼らはアフリカ・南ヨーロッパ・中南米の水辺に住んでいます。気温の変化に対して耐性の強い鳥で、他の動物が住みにくいような場所にも生息できるといわれているようです。
ゆる〜いイメージだったフラミンゴが実は耐性の強い鳥さんだったなんて・・・鳥は見かけによらないですね。
フラミンゴの大きさは全長70~120㎝でクチバシから脚の先まで図ると1~2m。体重は2.5〜3㎏ほどです。種類によって異なりますが、だいたいギターが1mくらいなのでギターより大きいくらいですね。
フラミンゴは最もフレンドリーな鳥類
フラミンゴ目フラミンゴ科に属していて、鳥類の中で最も社交的な性格と言われているらしいです。縄張り意識は強くなくて、とってもフレンドリーな鳥さんなんです。
大きな群れをつくって生活し、その群れに属する羽数は100万匹に及ぶこともあるそうです。確かにフラミンゴって群れで水辺にいるなぁ〜って思いました。
生まれつきピンク色じゃなかった!?
フラミンゴと言えば、色鮮やかなピンクの体。実はフラミンゴと言う名前も見た目からつけられていて、ラテン語の「炎」を意味するflammaに由来しているそうです。
でもフラミンゴ・・・生まれつきあんな綺麗な色をしているわけではありません。生まれた時は灰色に近い色をしています。赤ちゃんはピンクではないんですね〜。
その秘密は、彼らの食べ物にあります。フラミンゴの主食はエビ、二枚貝や甲殻類、藻類などで、それらに含まれる「カンタキサンチン」や「βカロチン」という色素からきているものなんです!野生のフラミンゴは今スーパーフードとして注目のスピルリナをよく食べるそうですが、これにもカンタキサンチンやβカロチンが豊富なんだそう。
ということは、食べ物が変ってしまうとピンクではなくなります。私たちが冬場、コタツでミカンを食べまくると少し手が黄色くなるのと同じですね(笑)
私もエビとか甲殻類大好きなんで、その情報知った時に「えっ・・・じゃあピンクサッキーになっちゃう可能性あり!?」と思ったりしましたがご安心を★
人間は色々なものを食べるので色が変わってしまうことはないみたいです♪動物たちは同じものを食べ続けるから、食べ物に影響されるみたいです。良かった〜。
動物園などのフラミンゴはエサに着色料を混ぜたものを食べているので、ピンクのままです。ピンクじゃなくなると、繁殖期にペアを組みづらいといわれているみたい。ピンク色の体は見た目の美しさだけでなく、繁殖のためにも必要なんですね〜♪
フラミンゴは母乳で子育てをする!?オスも授乳可能!?
鳥類ってエサをお母さんが取ってきて、巣にいる子どもに与えているイメージですよね。あの女子たちが苦手なウニョウニョした虫をクチバシに加えてるイメージです(笑)
でもフラミンゴはフラミンゴミルクと言う赤いミルクを与えて育児をします。フラミンゴミルクは、喉の奥にある器官(食べたもの一時貯めておく鳥類独特の器官)から分泌され、吐き戻すようにして少しずつ口移しでヒナに与えられます。
赤い理由は、フラミンゴミルクの成分のタンパク質と脂肪に富んでいて、羽根の色の元になっている赤い色素が含まれているためだそうです★
そしてフラミンゴのオスもミルクが出せるというから驚き!パパも授乳可能なんです。そうやってオスとメスが協力して赤ちゃんを育てていきます・・・これぞ本当のイクメン。
じゃあ赤いミルクをもらった赤ちゃんは灰色に生まれてきて、赤くなる?と思いますよね?これが、赤くならないんです。3ヶ月ほどで赤ちゃんから大人の大きさに成長しますが、灰色のフラミンゴのまま。赤ちゃんは3~4年かけて徐々に親と同じ色になっていくみたいです。
エサを食べるようになってからもまだミルクをもらい続け、親は半年近くもの間赤い色素の入ったフラミンゴミルクを与え続けるため真っ白に色あせていきます。人間でいう、離乳食を食べる練習もしているけれど、母乳ももらう時期と同じですね。
動物園のフラミンゴは着色料が入ったエサを食べているので色は変わらないそうです。野性で白いフラミンゴがいたらそれは授乳期間真っ只中のフラミンゴということになりますね♪
鳥類でミルクで子育てをする種は珍しく、他にはピジョンミルクで子育てをする鳩だけだそうです。
眠る時も片足立ち!?
片足で立つのには色々と諸説があるそうですが、「水辺で生活しているため、片足だけ水につけて体温が奪われるのを防ぐため」や「交互に1本足で立つことによって筋肉の疲労を減少させる」と言う説が有力みたいです。
では寝る時はどうしてるのでしょう?彼らは眠る時も片足立ちなんです★
しかも片足で眠っている時が一番、揺れもなく安定していると言うから驚き。私たちが目を閉じて、片足で立つとヨガのプロとかじゃない限り絶対にフラつきますが、フラミンゴは逆なんですね〜。
色鮮やかなベニイロフラミンゴのショー を観よう★
フラミンゴ、美しいですね〜!これだけの数のフラミンゴが歩いてくると、なんだか可愛くてクスッと笑ってしまいます。ここ岩手サファリパークのフラミンゴはベニイロフラミンゴという種類で、どちらかというとオレンジに近い色をしています。
さてこのフラミンゴのショーはどこで観られるのでしょうか?
フラミンゴショーを観るには?
フラミンゴのショーが開催されているのは、岩手サファリパークの中にある「どうぶつランド」。ここにはイベントホールやふれあい広場があります。お土産屋さんやお食事処がある向かい側にフラミンゴたちはいます。
他にも「どうぶつランド」内には人気者のカピバラ・ペンギンが、ふれあい広場はうさぎさんゾーンと、珍しいワオキツネザルやエリマキキツネザルとふれあえるおサルさんゾーンがあります。
子どもたちはうさぎさん大好きなんで、大きな動物がまだ怖いお子様はふれあい広場がおすすめです♪直接触ったり、エサをあげたり出来ますよ。
フラミンゴのショーが毎日開催・無料開放へ★
実は岩手サファリパークでは、フラミンゴのショーが少し前まで有料だったんです!そして今みたいに毎日開催じゃなかったんですよ。
2015年3月21日から毎日公演に、4月1日から無料開放となりました。中には「フラミンゴのショーみたいけど、追加料金払うのはなぁ」と思って見られなかった方も過去にはいらっしゃると思うので、この機会に是非次からは見逃さないでください♪
ちなみに前までは観覧料は大人500円・子どもは300円だったみたいです。私たち家族がみんなでショーを見たとすると、下の子は2歳なので無料で、4人分で1,600円かかっていたことになりますね。
子ども料金が1,500円なので、子ども1人分チケット代が浮くって考えるとこれは大きいですよね。
土・日曜、祝日10:00~、11:00~、13:00~、14:00~、15:00~(1日5回)
所要時間:約15分
※動物の体調などにより、ショー及び開演時間が変更になる場合があります。最新情報は施設に直接ご確認ください。
残念ながらショーの様子の動画は見つかりませんでしたが、写真だけでも美しいですね。フラミンゴがショーをすること自体とても珍しいので、これは見逃せないです★
観た方の口コミによると、ワルツやサンバに合わせて羽を広げて華麗に舞う姿は本当に優雅で、中には難しい芸もあったみたいです。フラミンゴが一斉に舞う姿に感動した人も多いようです♪
まとめ
- フラミンゴは全部で7種類でほとんどの種類が絶滅危機寸前
- 他の鳥が住めない場所でもフラミンゴは住める耐性の強い鳥
- 鳥類の中で最もフレンドリー
- 生まれた時は灰色
- 母乳で子育てをする珍しい鳥類。オスも授乳可能
- 眠る時も片足立ち
- 怖がりな子どもはふれあい広場で小さな動物と触れ合える★
- 無料開催・毎日公演に変更
実際調べるまでこんなに面白い鳥たっだなんて知らなかったんですよね。見た目が綺麗だなぁとか可愛いな〜って思っているだけで、全然フラミンゴのことを知らなかったです。
フラミンゴのピンクの秘密を知ったら、もっとピンクが魅力的に見えますよね。あの色にも秘密があったんだなぁって。youtubeのを見たら、ますます目の前で見たくなっちゃいました。
あれは絶対インスタ映えしますよ〜ピンクの鳥さんたちがダンスですよ!観るだけで南国に来た気分になっちゃいますよね。
可愛い雑貨屋さんとかで、フラミンゴのグッズを見かける事がたまにありますが、絶対デザインが可愛いんですよね。使われている色も、フラミンゴ 自体が綺麗な色をしているからどんなデザインにも合うのかもしれません♪
前からお洒落な存在だとは思っていましたが、ますます好きになりました♪
それに授乳可能って究極のイクメンじゃありません?私の旦那がもし授乳可能だったら・・・なんて(笑)今度からフラミンゴを見る目が変わりそうです♪
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