夏といえば、行きたくなるのがプールですよね。大人から子どもまで、家族全員が出かけるならいろんな遊びができる方が盛り上がりますよね。
関西圏で人気のテーマパークといえば、ユニバーサルスタジオに並ぶ知名度の高いひらかたパーク「通称ひらパー」には大人気のプールがあって夏の時期のみ営業しています。その名もザブーン!(実際には2ヶ月ほどの営業です)
暑い夏にひんやりできるプールを混雑を避けて、しっかり楽しむ方法をこれから紹介して行きます。
ひらかたパークのプール【ザブーン】ってどんなところ?
引用先:ひらかたパーク公式
家族で恋人同士で友達同士で誰とでも楽しめるプールが「ザ・ブーン」です。もう楽しさが伝わってきますね。
ひらパーのプールは遊園地とつながってるけど…料金はどうなるの?
ひらパーでは、「ひらかたパーク入園料金」と「プール料金」がそれぞれ別料金なのです。そのためにプール営業時の料金プランは2種類に分かれています。
料金 | 大人 | 子ども |
ひらかたパーク入園料金 + プール入園料 (セット料金) |
2300円 | 1,300円 |
プール料金のみ | 900円 | 500円 (2歳~小学生) |
ひらパーのプールだけの利用ですが、ひらかたパーク自体の入園料も支払うことになります。
プールのみの料金で利用できるのは、ひらパーの年間パスポートを持っていたり、すでにその日入場している人に向けたチケットになります。
アトラクションも楽しんで、体も心もホットになったらプールでクールダウンもできちゃうってことですね!
シーズン中はコンビニでチケット購入の方が便利。
ひらかたパークのプール【ザブーン】のプール紹介!
全体地図はこんな感じです。プール営業の時はプールで泳いだ水着のままでプールのエリアはもちろん、遊園地のエリアも歩くことができるんですね。楽チンです。
ひらパーのプールはいろんなタイプのプールが4種類あります。その4つを紹介していきたいと思います。
- ドンブラー:深100cm
- シェスタ:水深120cm
- なぎさプール:水深0〜100cm
- わんぱくプール:水深50cm
巨大流れるプール「ドンブラー」
引用先:ひらかたパーク公式H.P
一番広い面積を占めるのがプール「ドンブラー」です。全長210mの長さがあり、ゆっくりと流れているのが特徴です。
家族やカップルで浮き輪に乗ってぷかぷか浮いて流れるのもとても楽しいです。横幅もかなり広さがあり流れも速くないので皆さんリラックスしたように見えますね。
プールの真ん中には簡単な砂浜のようになっていてビーチ気分が味わえます。ここではのんびりとゆっくり流れるプールを堪能してください。
丘の上の展望プール「シェスタ」
眺めを楽しむことができる遊園地の中の丘の上に作られたプールです。高いところから景色を楽しむことができるんですね。
こちらは少し深さがある120cmなので大人も楽しむことのできる深さです。ここからは枚方市内を全部見下ろせるのでぜひこちらで一枚記念写真を撮っておいてください。
奥に行くほど深くなる「なぎさプール」
こちらは本物の浜辺を再現したプールです。まさに海のように奥に行けば行くほど深くなって行くプールなのです。深さは最大100cmです。深くなる奥の方では大人も気兼ねなく泳ぐことができます。
泳いて行くと奥の壁に勢いよく水が降り注いで滝を経験することができます。ここに立って水を浴びたらまるで滝に打たれているようです。
逆に手前の方は水深が浅くできているので子供達が安心して遊ぶことができます。まさに大人から子供まで楽しめるプールですね。
わんぱくプール
完全にキッズに向けて作られているプールがこの「わんぱくプール」です。夏になるとたくさんの子供達が楽しそうに水遊びをしているのを見ることができます。
水深は50cmなので子供達にも安全です。わんぱくプールにある遊具は全て子供用になっています。
ひらかたパークのプールで大人気の【スライダー】はどんなのがあるの?
大きなプールに行くと楽しみなのは迫力のあるスライダーですよね。ひらパーには4つのスライダーが用意されているんです。スライダーには種類があって、浮き輪に乗って滑るタイプと自分の体一つで滑るタイプです。
「ひらパー」にはどっちもあるんですね〜。しかも!浮き輪に乗るタイプは1人用と2人用があるので1人で怖いと思う方は誰か頼りになるパパや彼氏と滑ることができるのです。これなら安心ですね。
最初はプールでのんびりぷかぷか浮いてゆっくり流れたりしたらいいわと思っていても他の人のはしゃぐ声につられて一度滑ってみるとこれが。はまっちゃったりするんですよね。楽しくてテンションが上がって全部のスライダー制覇!なんて方もいます。
スピードとスリルを楽しめる大人のスライダーもあればキッズも安心して見守れる深さ50cmの凸凹の小さなスライダーまで盛りだくさんなのです。
ひらかたパークのプール【スライダー】 | |
クライングチューブ | 300円 |
キャニオンライド | 300円 |
ハリケーンスライダー | 無料 |
キディースライダー | 無料 |
クライングチューブ
ひらパーの中で一番長いスライダーがこの「クライングチューブ」です。長さは212mあって浮き輪に乗って滑り降りて行きます。滑り降りる途中はかなりスピードも出てかなりのスリルのあるスライダーです。
浮き輪を持って上に登って行き、そこから滑り出すのですが、このスリルが病みつきになります。特に曲がり角は大きく体が揺さぶられその瞬間、「外に飛び出した…」とヒヤッとするのが癖になります。
スリルが欲しい人にうってつけのスライダーです。
キャニオンライド
次に紹介するのはキャニオンの名前の通り、渓谷をイメージして作られた…その名も「キャニオンライド」です。
ひらパーの2大名物スライダーです。コースを滑る時には右に左に大きく揺れるのでこちらもスリル満点です。
クライングチューブとキャニオンライドは二人乗りの浮き輪に乗って友達やカップル、親子で一緒に滑ることもできるんです。
ハリケーンスライダー
「ハリケンスライダー」は先ほどの2つと違って浮き輪を使わず、体一つで滑って行くスライダーなのです。
水着が引っかかったり摩擦で破れたり大丈夫かしらと心配なあなたも心配ご無用です。しっかりとした水量の水が流れているのでするっと滑ることができます。
2つの滑り台を選ぶことができ、2人で並んだ場合…親子や友人同士で同時に滑り始めてどっちが先に到着するか競争して楽しめます。
お互いの絶叫の大きさを誰かに比べてもらってもいいかもしれませんね。
このコースはどちらも全長85mでしかも無料!なので登って行けば何回でも楽しむことができます。最初の2つが有料だったので不安になった方もこれならお金の心配がありません。
キディースライダー
こちらの「キディースライダー」はゆるく水が流れる斜面から滑り降りるだけなのですが、全長は10mほどで斜面もスピードが出ないので小さなキッズにもオススメです。
ここで滑ることができるのは小学生以下に限られていますので、ご注 意ください。
ひらかたパークのプールの混雑は?混雑回避できる?!
ひらパーのプールは7月上旬から9月の上旬までと2ヶ月ほどの営業なのでお客さんは集中しがちです。学校が夏休みになるとたくさんの人々がひらパーのプール「ザ・ブーン」を訪れます。
これから時期による混み具合を予想して行きます。
7月
まず一番の狙い目は、プール開きをした直後の7月前半です。まだ学生の人が休みに入っていないのでそこまで混雑はしません。
ところが、夏休みの始まる7月後半からかなり人は増えていきます。
可能な限り7月前半や、夏休みに入った着後の平日の行くのがオススメです。特に家族や友達グループのまとまった人数で行くなら人が少ない時の方が楽しめます。
8月
プールが営業している時期の中で最も混雑するのが8月です。学生は夏休みで大人のお盆休み等も重なるのでこの時期はとても混雑します。流れるプールで本当に浮いて流れる形になることもあるほどです。
お盆の時期に行くなら混雑は避けられないと覚悟をしていってください。遊ぶときは、周りの人と譲り合って仲良く利用しましょう。
9月
夏休みも終わり、9月になると混雑はかなり落ち着いてきます。暑さが続いていてもなんとなくプールという気持ちにならないというか…そのため9月の営業期間はとても短いですが、7月の夏休み時期に続いて利用しやすいタイミングです。
もし8月の終わり頃に行く予定があれば9月に行くようにするのもオススメです。混雑が少し減って利用しやすいことでしょう。
混雑対策は?
混雑時に行く時の対策としては、できるだけ早い時間帯に到着することです。やはり、ひらパー全体がお昼あたりから混雑しだします。
お昼頃にプールに行って、午後からは遊園地で遊ぼう、と考える人も多いようです。なのでとにかく、早めに到着してさっさと着替えてプールに入ってしまいましょう。
混雑を避けるために、コンビニで前売りチケットを購入しておく事をオススメします。お昼近くになるとチケット売り場自体も混み合ってくるので先にチケットを購入しておけば並ばずに入場することができるからです。
時間帯として一番混雑するのは11時〜14時の時間帯です。できるなら、開園時間前から利用するのがオススメです。そうすると、人気のスライダーも待ち時間が少なく利用できます。
ひらかたパークのプールの更衣室はどんな感じ?
近年リニューアルして大変綺麗になりました。シャワールームと着替えるためにカーテンで仕切られた個室もあります。女性室にはパウダールームもあって快適に過ごすことができます。
- ドライヤー:3分100円
- 温水シャワー:4分100円
- 1階のシャワールーム前に脱水機があって便利です。
また荷物を預けるロッカーもあります。
<大小2種類>
- 高さ290mm×幅360mm×奥行き420mmのサイズの場合:400円
- 高さ780mm×幅360mm×奥行き480mmのサイズの場合:600円で利用できます。
周りの地域のプールに比べると設備はかなり充実しているのでとても快適に過ごすことができます。
ひらかたパークで遊んでお腹が空いたらどうしよう…?
プールサイドでも美味しいフードを楽しむことができます。プールサイドでは、コーヒーなどのドリンクと軽食を中心に販売されています。子供と一緒に食べれるようなフードが多いと評判です。
休憩できるところは「ハリケーンスライダー」の横に休憩エリアがあります。広さがあるのはこの辺りですが、プールの近くに何箇所か休憩エリアがあり、屋根があったりするのでプールで疲れた後に一息ついて休んだりできます。
持ち込みも可能な遊園地なので、持ち込むこともありですし、混雑を避けるなら早めの11時くらいにお昼にした方が良さそうです。
ひらかたパークのプールへ行く時の準備物は?あると便利なものリスト!
普段からしょっちゅうプールに行くことのない人からすると「はて?何を持っていけば良いものやら?」と悩んでしまうと思います。
そこでこれから必要グッズとあれば便利グッズ、持ち込み禁止物について解説したいと思います。
- 水着 (これがないと泳げないですよね)
- レジャーシート (これが結構活躍します)
- ビーチサンダル (ないと靴がびしょびしょになります)
- タオル (忘れたら濡れた体を拭くものがありません)
- お金 (ご飯やスライダーで必要です)
- 防水小銭入れ (財布だとびしょ濡れになり大変です)
- ビニール袋 (濡れたものを持ち帰るために必要です)
- バッグ (全部を入れたバッグを持ち歩かなくて済むように)
他には、あると便利なモノってなんでしょうか…1人1人必要なモノを持っていくと泳いでいる人や待っている人が快適に過ごせること間違いなしです。
ひらパーのプールでは水質を悪くしないように日焼け止めを塗ってプールに入ることは禁止です。なので、ラッシュガード等の上着などを着て日除けするか、日傘をさすか、飲む日焼け止めで予防しましょう。
他には、コレって持ち込めるの?と疑問に思ったものを集めてみました。
テント、パラソル | 持ち込み不可 |
水鉄砲 | 持ち込み可能 |
大きいタイプの浮き輪 (イルカなど) |
基本的に可能 (混雑時はダメな場合もある) |
ベビーカー | プール入り口の置き場に置くこと |
クーラーボックス | 持ち込み可能 (瓶類のみ不可) |
出来るだけ、必要なモノだけをもって身軽にいきたいものですね。
絶対に持ち込んではいけないモノは?
多分、普通に考えればわかるかもしれませんが、念のために絶対に持ち込んではいけないものも書いておきます。
- 危険物
- ガラス製品
- ビン類
- シュノーケル
- 足ヒレ
- オール
- ゴムボート など
これらは持ち込み禁止です。
広くて大きいプールなので、持っていったら楽しいものもありますが…周りに迷惑がかかるので持ち込まないように注意しましょう。
ひらパーが関西でこんなに人気の理由
これだけは知っておいてほしいひらパーの真実第一位、なんと!「ひらパー」は今ある遊園地の中で日本で一番古い遊園地なのです。知ってました?
ひらパーの地元認知率は100%なのに、いいイメージがない時代がありました。みんなが知ってる「ひらかたパーク」なのに「特に行きたくない」と認識されていたんですね。
現在ではUSJ(ユニバーサルスタジオジャパン)に続く入園者数を誇る「ひらパー」ですが、苦しい時代もあったのです。遊園地の人気がなくなってきたこと、バブル崩壊、2001年のUSJがオープンなどの影響から入園者が激減しました。
2009年に大阪といえばお笑いとばかりにお笑い芸人の「ブラックマヨネーズ」の小杉竜一氏をCMキャラクターの「ひらパー兄さん」に選びました。これで認知度は上がったのですが、入園者は増えませんでした。
この後、2013年に「ひらパー」に地元枚方出身の、ジャニーズのアイドルグループV6の大スターである岡田准一さんが2代目ひらパー兄さんに採用されたことで流れは一転しました。
ひらパー兄さんとしてCMに出つつ、立場は園長だという、まさかの展開がお笑い好きの大阪人をくすぐりました。それに加えて色々な仕掛けを打ち続け今の人気まで(USJの次に来る入園者数)V字回復したのです。
まとめ
- ひらかたパークは「ひらパー」と呼ばれて親しまれている
- ひらパー」のプール「ザ・ブーン」には4つのプールと4つのスライダーがあります
- ひらパーのプール営業時期は2ヶ月だけなのです
- 混雑を避けるなら、7月のプール開き直後か9月の上旬がオススメです
- 更衣室も休憩エリアもちゃんとあります
- プールを楽しむ準備物リスト
- ひらパーは日本で一番古い遊園地
ひらかたパークは、「ひらパー」として関西で知らない人はいない人気の遊園地です。ひらパーといえばコマーシャルの「ひ〜らパー」の音楽がみんなの頭に浮かびます。それくらい親しまれているのです。
ひらパーのプール「ザ・ブーン」には4つのプールと4つのスライダーがあり、子供から大人まで楽しむことができます。こんな楽しい「ザ・ブーン」なのですが、営業期間はたったの2ヶ月ほどなのです。(急いで行かなくっちゃ)
営業期間のほとんどが学生の夏休みにかぶるのでできるだけ、夏休みを外して利用すると最大限に楽しむことができます。そして、地元の人に長く愛される「ひらパー」は日本一古い遊園地なのでした。