魚のイトウ?北の大地の水族館にいる伝説魚とは?in北海道

みなさん、魚のイトウって聞いた事ありますか?完全に人の名前みたいでしょ?(笑)このイトウという魚はすごい生き物なんですよ〜!何がすごいのか、また北の大地の水族館との関係性もガッツリと探ってみましょう♪

ここ、北の大地の水族館は淡水魚に特化した水族館という珍しい〜ところです☆さらに世界初や日本で唯一ココだけという生き物たちが生活しているのが最大の魅力!

ここの水族館ではいくつかのエリアで分かれて展示しています。今回、この記事でご紹介するのは人の名前っぽいイトウという魚の話(笑)では、まずはこの魚の全てをご紹介していきますね♪


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イトウとはどんな魚?糸魚が大きい!?その実態はいかに☆

イトウとは日本で一番大きい淡水魚と言われている魚です。体長は1m〜1.5mが平均で最も大きいサイズが捕獲されたのは十勝川でおよそ2.1mだったそうです♪私の知り合いで寒ブリ80㎝サイズを釣ったのを見た事があったのですが「うわうわうわ、ものすごい大きい!てか、ここまで大きいと怖いぞ(汗)」と思うサイズ…。

ちなみにもっとわかりやすく例えると布団のシングルサイズで横幅が約1.5mなのでそれくらいの大きさにまで成長するという事です(笑)ちょーど今、布団の上に寝転んで読んでくれてる方は見てみて下さい!イトウのすごさわかります(笑)

イトウの生態はどうなってるの?どれくらい大きくなるの?

この魚はサケやマスにくらべて、15年〜20年も生きる長寿命!なのですが…1mになるまでに10年もかかってしまうという驚異の遅さなのでかなり希少性が高い魚とも言われています(笑)

なぜ、イトウと呼ばれているのかというと釣り人たちに釣られる時期は卵を産んだ後の細くなった状態の時だったために、糸のように細い魚から糸魚→イトウとなったようです!ほんと何でもあて字が多いと思うのは私だけでしょうか!?(笑)

産卵期を迎えるオスは紅く染まる☆

イトウは基本的には川にいる他の魚と身体の色は変わりません。ですが、産卵期を迎える春に雄は婚姻色として身体半分からしっぽ辺りまで紅い色になるのいうとても面白いロマンチックな魚なんです♪さらに1mを越えていない場合はそこまで紅は目立ちません。その点でもこの水族館では心配なく色つく姿が見れそうですよ!

イトウの食べ物は?

川魚って基本的に何を食べているのか知っていますか?主に虫やコケ、プランクトンを食べているみたいです!「うん、うん!納得!」ですよね(笑)ただ、これが川魚を生で食べてはいけない!と理由でもあるのです。

虫やコケには寄生虫と呼ばれる文字通り生きている生き物に住みついて、その生き物の栄養を摂っちゃってるなんっともズル賢い虫がいるんです!近年、寄生虫の話題で世間を騒がせた事がありましたね!あの派手でぽっちゃりなのにキレッキレのダンスを踊るお笑い芸人の渡辺直美さんがアニサキスのせいで、お腹に激痛がはしり泣いたというそのアニサキスも寄生虫!

このアニサキスまだマシなのですが、川魚の寄生虫はかなり悪質で特に有棘顎口虫(ユウキョクアゴクチムシ)は体内中を移動して目にきちゃうと失明する事もあるのだとか…なので、川魚は安全と確認されてない限り生で食べないで下さいね!

その寄生虫は熱で死滅させなくては死にません。「じゃぁーサーモンはなんだ!?」と思いますが、基本は養殖なので寄生虫の心配はなく、天然ものも一度冷凍させて死滅させてから刺身にするルイベという方法を使い、安心して食べれるという訳なのです!ちなみにイトウは川のトロと呼ばれるくらい脂ののった美味しい魚なんですよぉ〜♪

っと話がそれてしまいましたが、イトウのような大きいクラスになってくると、ヘビやネズミまでも食べてしまうそうです。「い、いやいや魚ですけどもそんなファンキーなんですか!?」と思いますよね(笑)そのすごさがめぐりめぐってイトウの伝説の話がたっくさん生まれたんです☆

伝説のイトウと呼ばれる程にすごい!?その伝説秘話とは☆

このイトウ伝説は数が多く、ざっと数えても5つ以上もの物語があります(笑)シカを食べたなどなど…その中でも濃くて面白かった伝説をご紹介します♪

アイヌのイトウ伝説
昔、昔ある所に狩人と熊がおりました。狩人は狙いを定めるため移動する熊を追いかけました。すると、熊は湖に飛び込みほどなくして熊は沈んでしまい見えなくなりました。何が起きたのかと狩人が舟をこいで見に行くと、体長40m〜50mのイトウの主が熊を飲み込みイトウの口から上半身を出して死んでいました。

みなさんにわかりやすいように一部内容を省略してお伝えしていますが、すごい伝説でしょう?(笑)もちろん、実際には40m〜50mのイトウなんて存在はしません(笑)ビルで言ったら15階建て…あり得ませんね(笑)

なぜこんな大ごとな伝説なのか…もちろんそれくらい大きんだぞ!という事もあるかとは思いますが、私の予想では子供が悪い事をした時、いましめの為に使ったんじゃないかなぁ〜なんて思っちゃったりしてます(笑)

ほら!昔の方はよく「夜に口笛を吹くとヘビがでるよ!」など何かしらあり得ないけどあり得そうな例え話をして子供をしつけしていたよな感じかな?なんて思っちゃいました(笑)

イトウはレア!幻の魚と言われるその理由はいかに☆

イトウは幻の魚と言われるくらいレアな魚なんです!なぜ幻なのかというと今は北海道のほんの一部の川でしか生息していないからなんです。釣り人からすれば淡水魚では最大級の大きなイトウは、釣り人のロマンと言ってもいいでしょう!

そんなロマンが北海道の一部にしかいないなんて、そんな悲しい事はありません!昔は青森や岩手にも生息していたようですが、今はダムが増えたり木々を伐採したりなどして卵を産める環境がなくなり、稚魚が隠れる場所がなくなり減少してしまいました。

そんなイトウは絶滅危惧種に登録され、今は保護と繁殖に力を入れる取り組みをしています。北の大地の水族館ではイトウ保護連絡協議会に加盟していて、この議会とはイトウの保護活動に積極的に役に立つ事を行う事、貢献しようという連合体だそうです!素晴らしい取り組みに参加して、生き物を守ろうとする姿勢がすごいと思います!より一層行きたくなりますね★

はい、イトウの生態〜幻の魚までの話をッドトンっと話してきました!これでイトウのすごさはしっかりわかっていただけたかと思います☆では、お待たせいたしました(笑)続いては北の大地の水族館で飼育されているイトウについてご紹介していきますね♪


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お待たせしました!北の大地の水族館のイトウへご案内☆

上記では絶滅危惧種に指定されているイトウの話をしましたが、ここ北の大地の水族館では約20匹も飼育されています♪ただでさえレアな魚なうえにどれも1m級に成長するのに10年はかかるサイズばかりが展示されていて、この数と大きさは日本一だそうです!

確かにご紹介してきたように、生息地が減少して今や北海道の一部でしか観られないイトウがこの水族館でイキイキと泳ぐ姿が観れちゃうなんて本当に素晴らしい★さらに北の大地の水族館ではイトウの卵をふかさせる事にも成功しており、絶滅の危機を回避する為にかなり貢献しています!素晴らしい活動に拍手です!

イトウって何かに似てない?その魚とは☆

さて、このイトウ…何かの魚に似ていませんか?(笑)「北海道では名産品の一つで〜、魚卵までも食べれて〜身の部分は赤っぽい、ピンクっぽい…(笑)」そうですよ!鮭ですよ♪「はいはいはいはい、言われてみれば鮭だ!」それもそのはず☆このイトウは鮭科に属するからなんです!

「アレ?でも…マスにも似てるんじゃない?体の模様とか…」と思われた方、鋭いですね(笑)マスも鮭科に分類されているからなんです☆そんなイトウは鮭とマスをたして2で割ったような姿をしていると思いませんか?(笑)ちょっと言ってみたかっただけですが…(笑)

イトウは鮭やマスのように大きくなれば海に行っちゃう降海性で卵を産みに川に戻ってきます!ここが他と違うところで鮭などは産卵後力尽きて死んでしまうのですが、イトウはそんなことはなく何度も産卵できるプレミアムな魚ということなのです!またここの水槽は楕円(だえん)となっていてずっと泳ぎ続けている姿が観れるという工夫がしてあります!

自然に育つイトウは大きくなればなるほど顔がつぶれて、変顔チックになってくるのが特徴的!この原理はアロワナという魚にもあって、飼育していても温度管理や水質、食べ物などもきっちり小まめに管理していないとストレスで目が飛び出てしまったりなどの現象が起こってしまうくらい大きい魚を飼育するのは難しい…

ですが、やはりイトウにこだわりをもっているだけの事があって魚たちの顔は本来の形をしていてさらに全体がキレイに整っているのです!もちろん水槽の工夫や環境もあるのですが、一番は温根湯の地下水で育っているからだと思います♪人間にだって美容効果があるように魚にだってあるんです(笑)

1月10日は何の日?みんなでイトウについて考えよう!

さらに、毎年1月10日はイトウの日!この日は記念日登録もされたまさにこの魚の日!この登録をするのに、審査や1件10万とかかるのですが、登録できればかなりのPRになるのです☆以前、お昼の某番組で毎日〜日と紹介しているコーナーがありました!もしかしたら1月10日にイトウが出てくる日があるかもしれませんね♪

世の奥様方はもちろん私も「一見このコーナーいる!?」なんて思うけど私は「へぇ〜、そーなんだぁ〜」と案外真剣に見てしまいました(笑)全国番組でみなさんに見てもらえたら、知名度も来客数も上がるという効果が期待できる登録なのです!

そんな水族館では毎年1月10日は大きなイベントが開催されています♪そのとっておきの内容をご紹介していきます!

1月10日のイベント内容
  • 1:【イトウな人大集合】

名前にイトウとつく方は無料!漢字は問わず、サイトウ、ナイトウとにかく名前の中にイトウが入っていれば身分証提示で無料になっちゃいます!

  • イベント2:【イトウになりきろう!大人な男は赤い服】

オスのイトウは繁殖期になると紅い婚姻色になりますが、高校生以上の方で赤い服を着て来た方は特製缶バッジがもらえます!※上下問わず

  • イベント3:【イトウの一生を体験!イトウの一生すごろく】

イトウは数々の試練を乗り越え大きくなって子孫を残します!巨大スゴロクでイトウたちに降りかかる試練を体験して子供を残そう!1回でクリアできれば特製缶バッジがもらえちゃいます♪

  • イベント4:【イトウの事を知ろう!イトーーーク!】

期間中は毎日3回(10時、12時、14時)と副館長からイトウの解説が聞けちゃいます♪ここでは紹介していない話などもたくさん聞けちゃうかも!

ぜひぜひ1月10日のイトウの日に行って観て下さいね♪その際はパパは赤いものを身にまとってが必須ですよぉ〜(笑)では最後になりましたが、北の大地の水族館の最大の目玉であるイトウによるいただきますライブについてご紹介していきます♪

このイベントはおよそ2〜3日から行われているようなのでホームページをチェックしてみて下さいね☆

詳しくはこちらからチェック♪

自然界では当たり前の日常が目の前で観られちゃう!?いただきますライブ☆

この紹介をしたいが為に上記で長々と書いてきました(笑)このいただきますライブ!察してもらえているとは思いますが、イトウがニジマスを必死に追いかけて食べる姿が見れてしまいます!この行動展示パフォーマンスは川の中では当たり前のように行われている事。リアルな食物連鎖を学べちゃいます♪

学校で先生に「食物連鎖はこ〜だよ〜」なんて言われても、たとえ教科書に食物連鎖図が載っていようとこのライブには敵わない体験型学習と言えちゃいます!そもそも川の中なんか入れないし、見れたとしても上側部分だけだし(笑)そうなんです!ほんとにそう(笑)2回も言ってしまいました(笑)

さらに!ここの水槽は非常に見やすい形となっていてるので、ニジマスの必死で逃げる姿やイトウがこれでもかー!っと言うくらい大き口を開けて「食べたい!」という欲求のみを求めた表情もすぐ近くで観れてしまいます★このイベント絶対に見逃してほしくはないのでスケジュールをご紹介します♪

いただきますライブ

日付:火曜日、木曜日、土曜日の各週
時間:14:30〜
場所:北の大地の水族館のイトウの大水槽

その時々で変更があるかもしれませんので詳しくはからお問い合わせ下さい☆繁殖期や冬は食欲が低下するようなので、そんな時は1日1回または中止となるようです!これは本当に間近観れちゃうので、子供たちも大喜び間違いなしのイベントをお見逃しなく♪

まとめ

  • イトウとはどんな魚なのかを詳しくご紹介♪
  • 熊をも飲み込む!?イトウ伝説秘話!
  • イトウが幻の魚???その呼ばれる理由は!?
  • 北の大地の水族館のイトウは一味違う☆
  • 1月10日はイトウの日☆
  • 最大イベントはいただきますライブ♪

世界一、日本一の創りや、魚がいる素晴らしい水族館!保護活動にも積極的に参加しつつ、お客さんを引き込むだけのイベントや工夫がたっくさん♪イトウ以外にも魅力的な川魚も展示されているのでチェックしてみてくださいね!

食物連鎖のリアルな姿を観れる体験型学習をこの機会に子供と一緒に感じてみてはいかかでしょうか♪

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