北海道の魅力といえばなにをイメージしますか?「どこまでも続く広く大きな青空と大地」「美味しい新鮮な海鮮」そして「温泉」なのです!!
私は温泉が大好きなのですが、子供たちと温泉に行くとなると、荷物も増えるし、ゆっくりできなさそうだし、温泉でのマナーみたいなものを気にすると、親としてはちょっと大変そうだな〜と最初は思っていました。
でも子供たちが温泉を好きになってくれて、温泉いきたーい!入りた〜い!と、子供たちのほうから言ってくれれば家族旅行のバリエーションは増えて楽しさは倍増しますよね!おじいちゃんおばあちゃんとの旅行だって幅が広がりますよ〜。
また、家族以外の人たちと裸の付き合いができる、この日本の素晴らしい文化を子供のうちから知ってほしい〜!裸の姿を通して、自分たちがみな同じだということを知る。これが日本の風呂の本質ですからね。
北海道の温泉といったらこちらの記事でもご紹介した道央にある「登別」が有名です!しかしですね〜道東にもすっごくおすすめな温泉地がございます!
今回は留辺蘂(るべしべ)にある、北の大地の水族館まで行ったらぜひとも足をひょいっと伸ばして行っておきたい、源泉掛け流しの極上温泉「塩別つるつる温泉」をご紹介します!
塩別つるつる温泉!北の大地の水族館から直進7,4キロにある名湯☆
北の大地の水族館でひとしきり日本一のイトウやニジマスを見て、十分に遊べる道の駅おんねゆ温泉で休憩、ああ、今日も盛りだくさんだったなぁ♪
そうしたらあとは温泉で1日を締めくくりましょう!子供たちも遊び疲れていい感じに汚くなっているころでしょうし(笑)、身も心もすっきりさっぱりしちゃいたいところですよね。帰路につく前にお風呂にはいっちゃえばあとはご飯を食べて寝るだけです♪
ここ北見市・留辺蘂まで来たのなら、ぜひとも寄っておかないと損をする温泉王国北海道の誇る名湯があるのです♪
その名も塩別つるつる温泉!北の大地の水族館から車で10分ほど。でっかいどうの北海道で10分なんて、あっというまですね!北の大地の水族館と塩別つるつる温泉を結ぶ39号線を石北峠へ向かうルートはちょっとした温泉ロードとして有名なのだそうですよ♪
日帰り?宿泊?どちらもおすすめな塩別つるつる温泉★
いきなり温泉っていわれても、タオルとかもってないしな〜という方、手ぶらで大丈夫です!200円でタオルセットが借りられます〜!また北の大地の水族館の半券を提示すれば、なんとタオルセット無料で貸し出し〜!これは旅程に最初から組んでいなくてお風呂の準備がなくても心配なしですね!
もしタオルをもっていたとしても、私なら洗濯する手間を考えて借りてしまうかもしれません(笑)とにもかくにも、これは行くっきゃない〜!
【日帰り温泉】
料金
大人 500円(中学生以上)
小人 250円(4歳〜小学生)
3歳以下 無料
入浴時間
11:00〜21:00(21:30閉館)
源泉かけながしの温泉が500円てお安くないですか?北海道の温泉料金の相場からみても、ワンコインで入れる名湯は嬉しい限りです!
塩別つるつる温泉にはお食事が楽しめる「レストラン白樺」が併設されているのですが、こちらでのお食事がセットになったお得な入浴券もあります!こちらのレストランにはテーブル席はもちろんお座敷もあるので、子供連れには助かりますね♪
入浴+食事セット1,000円〜、小人は入浴+食事セット750円
食事のみですと、650円〜というお品書きなので、こちらのセット券はお得ですね!追加料金を支払えば食事の内容もグレードアップ!お酒やソフトドリンクも注文できます。入浴券を買った後からこちらのセット券への変更はできないようなので、お食事をするなら最初からこちらをお買い求めください〜!
ランチタイム 11:30~14:00
ディナータイム16:30~19:00
※夕食につきましては宿泊者が優先となり、混雑時にはご利用できない場合があるようです。
また日帰りだけでなく、宿泊もできるお宿なので、このままここで泊まってしまうのもおすすめなんです♪
口コミをみてみると、スタッフのホスピタリティはとても高く、お食事も美味しいと高評価☆ 宿泊プランによっては、食事をレストランではなくお部屋でいただくこともできるので、子供づれにも嬉しいですね〜!
夕食は、「おかずが多くて驚いた!」という方もいるほどの満足感のようです。また、朝食はこだわり素材を使用したバリエーション豊かなバイキング形式になっています。しかも!かわいらしいつるつるカルテットによる生演奏のBGMつきという素敵なサービスもあるようです〜♪どうしてかわいらしいかは行ってみ見てからのお楽しみです☆
留辺蘂でつるっつるになる!塩別つるつる温泉
みなさんは温泉の効果に期待することって何ですか?
疲労回復、リラックス効果、腰痛や肩こりなど、温泉にはいろいろと期待していまうことがあると思いますが女性としては「美肌」の効果なんて嬉しすぎるところですよね♪
母親になったって「女性」ですし、子供たちにはきれいなお母さんと思われたい〜!もちろん夫からも、きれいな奥さん と言われたいわ♪
塩別つるつる温泉はその名の通りつるっつるになるんです♪何が?頭が??なんてボケはやめてくださいね!(笑)
お肌が「つるっつる♪」になる美肌の湯として有名なんですよ♪
塩別つるつる温泉の泉質は?
子供といっしょに温泉だーと喜ぶ前に、泉質の確認は大事ですよ〜!
「温泉は身体に良い」とよく聞きますが、入り方を間違えてしまうと思うような効果が得られなかったりします。それは温泉の泉質が、温泉に含まれている化学成分の種類とその含有量によって決められているからなんですね。
症状に対して成分の相性が良い悪いがあるのはもちろんなんですが、成分が濃いと刺激が強すぎて、肌の弱い子供や高齢者のかたなんかにはよくないんです。強い刺激で、逆に体調を崩してしまうこともあります!
せっかくの温泉です!上手にお付き合いしていきましょう〜
ちなみに泉質は含有成分によって10種類にも分けられています。
単純温泉
塩化物泉
炭酸水素塩泉
硫酸塩泉
二酸化炭素泉
含鉄泉
酸性泉
含よう素泉
硫黄泉
放射能泉
では塩別つるつる温泉の泉質はどうなのー?
こちらは単純硫黄温泉(低張性アルカリ性高温泉)に分類されています。
え!ちょっと長すぎるし、だいだいこの分類表にないし、よくわからないよ〜!と思うかたも多いと思うのでご説明しますー!
まずは単純泉である。赤ちゃんの温泉デビューには、この単純泉がおすすめだと言われています。単純泉は、成分が単純というわけではなくて、成分の含有量が一定量に達していないものをいいます。
基準は、温泉水1kg中の溶存物質量が1,000mg未満。つまり成分の薄い温泉なので刺激が少なく体にやさしい!子供も安心して入れるよってことです♪
そして硫黄温泉である。「あ、これは知ってるわー」って人も多いと思いますが、硫黄温泉といえばたまごが腐ったような「あの匂い」が特徴ですよね〜。温泉地に赴きあの独特な匂いが漂ってくると、ああ温泉にきたな〜なんて私は思うのですが、この特徴的なたまごの腐敗臭は硫化水素によるものなのです。
硫黄温泉は温泉水1kg中に総硫黄が2mg以上含まれているものをいうのですが、必ずこの硫化水素を含んでいるというわけじゃないのだそうです。硫黄温泉でも、硫化水素を、含むかまたは含まないかの2つに分けることができます。そして硫化水素を含まないほうを単純硫黄泉というのです。
まあ、簡単にいうと、腐った卵の匂い強いかまたは弱いかに分けられていて、塩別つるつる温泉は腐ったたまごの匂いが強くない温泉なのです!ほのかに香るゆでたまごの匂いとい感じ。子供でも抵抗なく入りやすい温泉だと思います♪
硫化水素の、特に硫化水素ガスが含まれている場合は刺激が強く、中毒症状を起こすこともあるという子連れにはちょっと不安な情報もあるのですが、塩別つるつる温泉はその心配もいらないですね!
で、お肌がつるっつるになるのはなんでなの??
それはpH(ペーハー)値が関係しているのです!
温泉のpH値に注目!つるつるになるひみつはここにある!
理科の実験でリトマス紙を使って調べたこと、みなさんもありますよね。pH(ペーハー)値というと、なんだかピンとこないかもしれないですが、酸性・中性・アルカリ性といわれれば、ああアレね!ととても身近に感じると思います。
家事をこなしていく中で普段お世話になっている洗剤や石鹸!そして飲み物や食べ物だって酸性・アルカリ性と分かれていますし、人間の体は酸性に傾くとがんをはじめとした現代病を引き起こしやすい、とも言われています。pH値のことを意識しておくと、生活の中でけっこう得をすると思います〜。
強酸性 pH2未満 (胃液pH1.5〜2)
酸性 pH2以上3未満 (レモンpH2.5付近)
弱酸性 pH3以上6未満 (皮膚pH4.5〜6)
中性 pH6以上7.5未満 (水道水pH6.5)
弱アルカリ性 pH7.5以上8.5未満 (汗pH7〜8)
アルカリ性 pH8.5以上 (海水pH8〜8.5)
強アルカリ性 pH10以上 (石鹸pH7〜10)
温泉も、pH値で分類ができ、その数値によって肌への効果が違うのです!
塩別つるつる温泉はpH9.5!!とってもアルカリ性な温泉です。そして上の表でもみてわかるように、そのpH値は石鹸と同じぐらい!
アルカリ性の温泉はいってみれば「石鹸」なのです!
この温泉はアルカリ性なんだよ〜石鹸と同じなんだよ♪なんて話しながら子供と温泉を楽しむのもいいですね。授業でならった理科は学校の中だけの学問ではなくて、日々の生活の中にしっかりあるんだ〜と興味をもってくれたら子供も勉強嫌いにならないかも♪
つるつる温泉はその石鹸効果で皮膚のよぶんな油分を落とし角質も軟らかくなります。角質は「ケラチン」と呼ばれる酸性アミノ酸が多く含まれているタンパク質でできています。人間の健康な肌は弱酸性なのですが、肌に汚れがたまっていくと、だんだん酸性に傾いていくんですね〜。
そこでアルカリ性の温泉に入ると、角質の性質が少し変化して水を吸収しやすくなり、特に代謝が進んで老廃してきた角質は水を吸ってもろくなると簡単に剥がれていきます。このため、皮膚の汚れが中和され軟らかくなった角質でつるつる!老廃した角質が剥がれ落ちていくためすべすべ!になるというわけなのです♪
肌の老廃物を綺麗に流してツルスベ肌にする性質がある!これが塩別つるつる温泉のつるっつるになるひみつなんですね〜♪
いいことばかりのアルカリ性温泉?注意することを確認!
なんだーこのつるつる〜!と自宅のお風呂との違いを子供たちも遊び感覚で楽しみそう〜☆大喜びで温泉からなかなか出たがらなかったりするかもしれません。
この温泉はアルカリ性なんだよ〜石鹸と同じなんだよ♪なんて話しながら子供と温泉を楽しむのもいいですね。授業でならった理科は学校の中だけの学問ではなくて、日々の生活の中にしっかりあるんだよ〜と気づいてくれ興味をもってくれると勉強嫌いにならないかも♪
子供といっしょにお風呂に入ると、自分のことは後回しになって、満足に体を洗えなかったりすることありますが、洗い場での時間を短縮できて温泉にゆっくりつかれますよ〜!アルカリ性の温泉に入れば汚れは落ちて古い角質は剥がれるので、こういっちゃなんですが温泉にはいるだけですみずみまで綺麗になれちゃいますからね!
だからといってかけ湯なしで温泉に入るのはマナー違反ですのでやめてくださいねっ!
自宅のお風呂だと、せっかくあったまったはずなのに、逃げ回る子供の着替えをさせているうちに湯冷めするなんて残念なことも温泉だと保温の効果で心配することなし♪
いや〜いいことばかりだわ〜と思うのですが、何事にも注意するポイントってあります。アルカリ性の温泉に入る際に注意することをここでしっかり抑えていきましょう〜!
洗いすぎには注意!
石鹸で洗いすぎると肌が荒れたりすることもありますが、アルカリ性の温泉でもそこは気をつけたいところでなんです!温泉に長時間つかり、ごしごしと洗いすぎると肌がダメージを受けてしまいます。
保湿が大事!
お肌には適度な油分が必要です〜アルカリ性の温泉は油分を洗い流してくれると書きましたが、そのせいで湯上り後は肌が乾燥しやすくなりがち。湯あがりには大人も子供も保湿をすることを忘れずに!
浴場ではふざけない!
アルカリ性のお湯はぬるぬるとして肌触りの良いお湯なのが特徴ですが、ぬるっとしているので浴場でつるっと転んでしまわないようにすること!つるっつる〜と浴場スケート遊びなんてもってのほかですよ〜。浴場でふざけたりしないよう、子供にはくれぐれも注意しておきましょう。
水分をとりながら!
アルカリ性の温泉に限ることではないのですが、脱水症状等にならないようコップ1杯程度の水分を補給すること!
まとめ
- 動物園のあとはゆっくりと塩別温泉がおすすめ
- つるつる温泉でお肌もつるつるで疲れをとってリラックス
- アルカリ性だけに注意が必要
日本人にとって温泉は欠かせないもの。水族館で思いっきり遊んで、そのあとはゆっくり温泉に入り、子供がぐっすり寝たら晩酌コースが黄金ルートです。
北海道の大自然に包まれながらの温泉!ぜひ堪能してください。
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